仕事先からの帰り道。


札幌までは、車で約2時間ちょっとの道程。


昼間は少し乾いていた道路でも、

夜になると、気温の低下と共に路面も凍りついていく。


油断すると、事故につながってしまうことも少なくない。


高速道路を下りる時に寄る料金所。


中年の男性が、笑顔で手を差出し、止まる位置を合図してくれていた。


そして、支払を終え、領収書を手渡してくれる時、


やさしい笑顔でこういった。


「ありがとうございます。気をつけて!」


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


料金所で「ありがとうございます」と言われることはあっても、

「気をつけて」という言葉を聞いたことは、記憶になく、


その笑顔と話し方にも、とても温かいものを感じて嬉しくなりました。


ただ、料金をもらうことが仕事だという思いでいたならば、

きっと、作業のように「ありがとうございます」の言葉だけを繰り返してしまうでしょう。


中には、「ありがとうございます」の言葉さえ言えないことも・・・。


残念ながら、そのような方も少なくないのではないでしょうか?


でも、今日出会った方には、ドライバーを想う気持ちが

込められていたように感じました。


きっと、一旦停止する料金所で、

ドライバーの気持ちが、少しでもほっとしてくれたら・・・。

緊張を和らげるお手伝いができたら・・・。


そこを含めて「役割・お仕事」だと、思っているのではなでしょうか?



★ 相手を気遣う言葉をかけようということ。



ただ、高速道路で通り過ぎる程度にしか出会うことのない相手であったとしても、


きちんと、相手を人として扱う気持ちがなければ、

このような言葉を笑顔で掛けることはできないと思います。


「相手は人である」

分かっていても、気持ちがそちらに向いていない時には、

知らない相手であれば、あるほど、おざなりな態度になってしまうこともある。


そうして、無意識に人を傷つけてしまうことも・・・。


「相手は人である」

忘れることのないように、

いつでも、心に留めておきたいと思う出来事でした。