いつも通っている歯医者さん
治療も終わりに近づいたところで、
奥歯の奥に虫歯になりかけの歯が見つかった。
「虫歯になりかている歯がありますが、
まだ、削るほどでもなく、歯磨きを丁寧に行うことで、
進行を防ぐことができますから、気をつけて磨いてくださいね。」
と、先生が教えてくれた。
そのあと、後ろで先生と歯科助手さんが、
歯ブラシを手に、なにやら話し合いをしている。
よくよく聞くと、私の奥歯の奥はとても磨きにくいところ。
どのような形の歯ブラシで磨いたら良いかを真剣に相談中。
「その1本の歯ブラシが、使えなくなった後のことも考えよう」
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歯科助手さんが手にしていたのは、
市販されていないタイプのものだったようで、
その歯ブラシが、ダメになると、(私が)次に購入することが難しくなるので、
購入できる物の方が良いのではないか?というような、相談をしてくださっていました。
患者のことをそこまで、考えてくれているなんて!
先生と歯科助手さんの患者を想う気持ちに感動しました。
歯医者さんも、今では開業医が増えていて、競争が厳しいようです。
昔のように開業すれば、患者さんがやってくるという訳では無く、
経営が難しい状況になっていると、歯医者さんに知り合いが居る方から聞いていました。
商売や経営だけを考えるならば、虫歯になりかけの歯も、
削って治療してしまうようなこともあるかも知れません。
歯の治療をする人が減ることは、医療報酬が減るということですから。
それよりも、虫歯の進行を防ぐことを一番に考え
具体的で永続的に続けられる方法まで、真剣に話し合ってくださる。
先生と歯科助手さんが大切にしていることは、
虫歯で痛い思いをする人を減らしたい。
みんなが健康な歯で居られるように。
と、いうことのような気がします。
仕事を通して社会に貢献するとは、このような姿勢なのかもしれません。
★相手の立場に立って本気で最善策を考える
心に余裕が無いときには、自分のことばかりになってしまったり、
分かっていても、忘れてしまったり・・・。
人として大切なこと。
どのような相手であっても、大切な命を持った同じ人間
(仲間)であることを、忘れずにいようと思う出来事でした。