〈高野山真言宗瑞応山弘明寺:横浜弘明寺商店街協同組合ホームページより〉

先週、7月8日から10日の3日間、横浜市の弘明寺観音で、四万六千日功徳日の法要がありました。この日にお参りすると、46,000日分(約126年)お参りしたことになると言います。初日の7月8日にお参りして来ました。


〈弘明寺仁王門〉

弘明寺観音については、これまでブログに何度も書いているので、簡単に説明させていただきます。弘明寺観音は、正式には高野山真言宗瑞応山弘明寺といい、坂東三十三観音霊場第十四番札所で、奈良時代、僧行基によって開創された横浜市内で一番古い寺院です。


〈仁王門前の四万六千日の案内〉

御本尊の十一面観音菩薩像は、平安時代の作で、鉈彫りという技法で造られた仏像で、国の重要文化財に指定されています。
坂東三十三観音霊場は、鎌倉時代、源頼朝が発願し、源実朝が開創した観音霊場です。
弘明寺は、古くから観音霊場として、人々に信仰されて来ました。


〈仁王門の遍額「瑞応山」〉

観音菩薩は、人々を苦しみや悲しみから救ってくれるありがたい仏さまです。この日も大勢の信徒が、法要に集まりました。
弘明寺の法要(護摩祈祷)は、高野山真言宗の正統な護摩なので、1時間30分を要するので、忍耐が必要です。


〈本堂の遍額「感応」〉

今年も護摩壇に燃え上がる浄火に、「病気平癒」の願い事を書いた護摩木を投じ、僧侶に背中を加持していただきました。そして、同じように、多くの信徒が浄火に護摩木を投じ、心願成就を祈願していました。


〈御本尊の十一面観音菩薩像:頼朝弘明寺商店街協同組合ホームページより〉

私は、長年神仏を信仰し、また修験道の御修行をして来ましたが、自然現象の奇跡や病気平癒の奇跡などを体験しました。世の中には、間違いなく科学では説明出来ない現象が存在しています。いにしえの人々は、こうした現象を神仏の力と信じました。


〈弘明寺七月限定御朱印〉

昔、高野山の師から教えられました。「読経して経典の内容を勉強するよりも、ひたすら御真言を唱えなさい。」と。経典には、人々の救い方が書かれています。真言とは、仏さまの名前です。つまり、「救われるために、ひたすら仏さまの名前を唱えなさい。純粋に仏さまを信じなさい。」と、言うことでした。


〈弘明寺境内の白蛇石〉

境内の隅に、白蛇石がありました。蛇紋石という天然石に、蛇の姿が浮かびあがる奇跡の石です。開運や金運のご利益があります。


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『ユズちゃん日記』第167話・「暑い」


〈家の前の道路で昼寝するユズちゃん〉

観音さまのお導きで、行方知れずになったユズちゃんが、私の居住区に来て2度めの夏となりました。朝夕の涼しい時間帯は、私の家の前の私道で、昼寝をしています。さくらの公園時代、朝の涼しい時間、昼寝をしていたことが思い出されます。


〈夏は外が好きなユズちゃん〉

この季節は、暑いのが嫌いなので、晩ご飯を食べる時だけ、家に入って来ます。ご飯を食べ終わると、さっと外に出て行きます。最近は、私の居住区の人気者で、皆から声をかけてもらっています。


〈晩ご飯を食べるユズちゃん〉

「ユズちゃんお水あげようか?」などと声をかけてもらいますが、無視しています。もっと愛想よくしないと嫌われちゃうので、心配です。