12月14日は、『寒川神社』の“煤払い”の日です。今年も1年間の汚れを払い清める年末恒例の“煤払祭(すすはらいさい)”が、午前8時30分から斎行されました。祭典終了後には、境内各所の大掃除が行われました。新たな年を迎えるための師走の“風物詩”ともいえる重要な行事でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/da/7d/j/o1724189614090729439.jpg?caw=800)
〈清々しい『寒川神社拝殿』〉
“煤払い”とは、1年に1度、屋内外の煤や埃を払う年末の行事のことで、現在の“年末大掃除”の起源となる行事です。しかし、本来“煤払い”は、1年の厄を落とし“歳神様”をお迎えするための宗教的な意味合いの強い行事でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/60/aa/j/o1235277014090732701.jpg?caw=800)
〈4㍍程の笹竹で、『南門』の煤や埃を払います。〉
“煤払い”の歴史は、宮中行事としては平安時代以来の大変古いものです。現在、一般的に12月13日になったのは、江戸時代からでした。『江戸城』では、旧暦の12月13日に、“煤払い”が行われていました。これは、江戸時代中期まで使われていた『宣命暦』が起源になります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/47/ae/j/o1419233314090738079.jpg?caw=800)
〈末社の『宮山神社』も“煤払い”〉
『宣命暦』の星宿の分割法の「二十七宿(現在の暦の二十八宿とは違います)」では、12月13日は必ず「鬼宿日」となり、万事に“大吉”の日であるとされました。そのため、正月を迎える準備を始めるのに、最良の日とされ、現在も残る「正月事始め」の起源となりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/71/50/j/o1709207414090742837.jpg?caw=800)
〈『人形奉斎殿』も“煤払い”〉
江戸時代には、『江戸城』が起源となり、広く12月13日に“煤払い”が行われていました。しかし、社寺には特に決まった日はありませんでした。『寒川神社』では、古くから12月14日に行われていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/64/2c/j/o1596201114090745390.jpg?caw=800)
〈『納札殿』も“煤払い”〉
12月13日は、新暦に変わった現在の暦にも「正月事始め」とあります。日本の伝統文化が、こういったところにも残っているのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/24/b0/j/o1839183914090749999.jpg?caw=800)
〈『手水舎』も“煤払い”〉
『手水舎』には、昭憲皇太后御製の和歌の額が掛かっていました。
「家ごとに ちりを払いて 日の御旗(みはた)
たつらむ年を まつやたのしき」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/13/abiraunken-0618/bd/a4/j/o1837219314090754307.jpg?caw=800)
〈以前ブログにアップした『神馬舎』も“煤払い”〉
年末の“大祓い式”は、仕事の残務整理で参列出来ないので、毎年、“煤払祭”の時に1年間の穢れを祓わさせてもらっています。今年も神主さんと一緒に境内を巡らせていただきました。ありがとうございました。わが家の大掃除は、今日からスタートします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/13/abiraunken-0618/6e/d5/j/o1488207014090758014.jpg?caw=800)
〈“煤払い”のご大役お疲れさまでした。一緒に巡らせていただきまして、ありがとうございました。清々しい気持ちになりました。〉
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/13/abiraunken-0618/94/b9/j/o1873281114090759123.jpg?caw=800)
〈『寒川神社』のみすず〉
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/13/abiraunken-0618/81/68/j/o1460308514090759623.jpg?caw=800)
〈巫女さんの浦安の舞〉
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/da/7d/j/o1724189614090729439.jpg?caw=800)
〈清々しい『寒川神社拝殿』〉
“煤払い”とは、1年に1度、屋内外の煤や埃を払う年末の行事のことで、現在の“年末大掃除”の起源となる行事です。しかし、本来“煤払い”は、1年の厄を落とし“歳神様”をお迎えするための宗教的な意味合いの強い行事でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/60/aa/j/o1235277014090732701.jpg?caw=800)
〈4㍍程の笹竹で、『南門』の煤や埃を払います。〉
“煤払い”の歴史は、宮中行事としては平安時代以来の大変古いものです。現在、一般的に12月13日になったのは、江戸時代からでした。『江戸城』では、旧暦の12月13日に、“煤払い”が行われていました。これは、江戸時代中期まで使われていた『宣命暦』が起源になります。
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〈末社の『宮山神社』も“煤払い”〉
『宣命暦』の星宿の分割法の「二十七宿(現在の暦の二十八宿とは違います)」では、12月13日は必ず「鬼宿日」となり、万事に“大吉”の日であるとされました。そのため、正月を迎える準備を始めるのに、最良の日とされ、現在も残る「正月事始め」の起源となりました。
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〈『人形奉斎殿』も“煤払い”〉
江戸時代には、『江戸城』が起源となり、広く12月13日に“煤払い”が行われていました。しかし、社寺には特に決まった日はありませんでした。『寒川神社』では、古くから12月14日に行われていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/64/2c/j/o1596201114090745390.jpg?caw=800)
〈『納札殿』も“煤払い”〉
12月13日は、新暦に変わった現在の暦にも「正月事始め」とあります。日本の伝統文化が、こういったところにも残っているのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/12/abiraunken-0618/24/b0/j/o1839183914090749999.jpg?caw=800)
〈『手水舎』も“煤払い”〉
『手水舎』には、昭憲皇太后御製の和歌の額が掛かっていました。
「家ごとに ちりを払いて 日の御旗(みはた)
たつらむ年を まつやたのしき」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/13/abiraunken-0618/bd/a4/j/o1837219314090754307.jpg?caw=800)
〈以前ブログにアップした『神馬舎』も“煤払い”〉
年末の“大祓い式”は、仕事の残務整理で参列出来ないので、毎年、“煤払祭”の時に1年間の穢れを祓わさせてもらっています。今年も神主さんと一緒に境内を巡らせていただきました。ありがとうございました。わが家の大掃除は、今日からスタートします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/13/abiraunken-0618/6e/d5/j/o1488207014090758014.jpg?caw=800)
〈“煤払い”のご大役お疲れさまでした。一緒に巡らせていただきまして、ありがとうございました。清々しい気持ちになりました。〉
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〈『寒川神社』のみすず〉
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171214/13/abiraunken-0618/81/68/j/o1460308514090759623.jpg?caw=800)
〈巫女さんの浦安の舞〉