FALSE《フォルス》……意味は偽《いつわり》。 通称は『銀の異形』と呼ばれる事もある。
特徴は半透明な銀色のボディ、目も鼻もないのっぺらぼうだが口は現れるものは少なからずいる。 中には金色の核《コア》を持ち、それを破壊あるいは引きずり出す事で風に飛ばされる塵の如く消滅する。
材質は『想像物質《イデアニウム》』、ありとあらゆる情報《データ》を記憶、吸収する特性を持ち、数多の形に変化する事ができる。 その特性から使用途はとても多く、だが加工しようにも非常に困難である。
例え火で加工しようとすれば火を吸収して火を放出する事もできる物質となり、ウォーターカッターで加工しようとすれば水やその中に含まれる物質を吸収してウォーターカッターを放つ事もできる物質にもなる。
その為、その物質によって構成されるフォルスには攻撃が通らず、ただひたすら進化させてしまう。 数多の生ける者、神々はその力になすすべなく敗北した。
負の感情エネルギーを記録し、周囲を恐怖に陥れる程の威圧を持つフォルスも多い。 中にはあまりの威圧で、存在するだけで老若男女問わず人々を快楽に貶める程の大淫魔《サキュバスクイーン》ですら生娘に戻り泣きじゃくる。
数多の世界を崩壊させて来たので発生した場所は不明、異次元より現れた事だけが分かっている。 その為に本来なら出会うだけで領地争いをする当時の神々ですら手を組んで生き延びる事を選んだ程の脅威と言える。
空間を引き裂いて世界の心臓、または神に繋がる亜空間を発生させるという強引な手口で大群が侵入する。 崩壊した世界はフォルスに取り込まれ、奴らは進化する。
不定形で重力を無視する球体型、または人型《ひとがた》がポピュラーな姿。
人型《ひとがた》の数が多い理由は“人”と言う存在を記録しているのだろう。 無論、蛇人《ラミア》や人魚などがいる世界ではその姿を記録したフォルスが確認される。