中2冬期講習、
社会の歴史分野は、
・ヨーロッパの近代化(市民革命・産業革命)
・ペリー来航
この辺りを中心を授業を行いました。
1853年にペリーが来航して、
1858年に日米通商条約を締結。
この条約が、
・治外法権を認める。
・関税自主権がない。っていう不平等条約だった。
↑↑
なんか確か中学時代で勉強したなぁって方も多いのでは・・・
さて、
この授業が終わり、
帰る時に私に質問してきた生徒がいました。
「ノルマントン号事件って、
治外法権を認めた不平等条約があったからですか?」と。
ドンピシャリ❗️
おそらく小学校で勉強しているはず。
この風刺画ですね。
ノルマントン号事件(1868年、明治時代)
イギリス人船長が日本人乗客を助けずに日本人全員が水没。
しかし、イギリス人船長が軽い罪で終わったという事件。
つまり、私に質問してきた生徒。
まさに、
「点と点がつながった」わけです。
授業で学んだことと自分が覚えていたことが
つながったのです。
「自ら気づく・発見する・考える」って
こういうことなのだと思います。
おそらく、こちらの生徒、
歴史が面白い❗️
勉強が面白い❗️
って悟ったと思いますよ。
もし、
私がノルマントン号事件についてまで
話してしまったら、
おそらく、
自ら気づく・発見するという感動は
なかったことでしょう。
やはり、「教えすぎ」はよくない。
社会の授業に限らず、
コアな部分だけ説明して、
「後は自分で考えろ❗️」っていう指導を
大切にしています。
「自ら気づかせる」っていう指導ですね。
塾に行っているのに成績が上がらない、
その理由の1つに
「教えられすぎ」があげられます。
教わるだけの勉強から脱却を・・・
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