以前、「塾だより」で掲載した資料を用いて、
通知票5段階評価の状況について考えてみたいと思います。
東京都では中学校の評定の状況を発表しています。
あくまでも東京都。
埼玉県ではありませんのでご注意ください。
↑以前、「塾だより」でも掲載させていただきました。
東京都の資料より抜粋
上の表は「令和4年度選抜の調査と令和3年度選抜の調査における
都内公立中学校等の評定状況についての比較」です。
東京都では、5段階評定の割合を公表しています。
令和4年度を抜粋します。
国語
5(12.8%) 4(25.2%) 3(46.2%)
2(12.5%) 1(3.2%)
社会
5(13.9%) 4(24.1%) 3(43.9%)
2(14.4%) 1(3.0%)
数学
5(13.9%) 4(23.0%) 3(43.5%)
2(15.2%) 1(4.8%)
理科
5(13.0%) 4(23.4%) 3(46.2%)
2(13.9%) 1(3.6%)
英語
5(14.9%) 4(21.9%) 3(42.8%)
2(16.1%) 1(4.2%)
やはり、「3」が多いですね(45%程度。約半分?)
その次に「4」です。
「5」と「2」は同じぐらいです。(12〜3%)程度。
以前は相対評価で、「5」はたったの7%でしたので、
昔と比べると
だいぶ「5」を取りやすくはなったのかな?
現在は絶対評価(人数無制限)ですので、
一概には言えませんが、1学年200人の中学校の場合、
「5」「4」をとるためには上位何位まで入ればいいのかを
考えていきます。(東京と埼玉の違いもあると思いますけど)
<計算>
1学年で200人の中学校
「5」12.8%
26人(上位26位以内まで)
「4」24.6%
49人(上位75位以内まで)
「3」46.7%
93人(上位168位以内まで)
「2」12.4%
25人(上位193位以内まで)
「1」3.5%
7人(上位200位以内まで)
絶対評価なので人数は無制限ですが、
相対的についているのが現状ではないかと思います。
このように考えていきますと、
「5」をとる場合、
1学年200人規模の中学校であれば、
上位30位以内を目指す必要がありますね。
ふじみ野地域で
30位以内ってかなり大変ですよね。
「4」を目標とする場合は、
上位80位ぐらいです。
一つ気になるのは「3」ですね。
「2」と「1」合わせて30人程度ですので、
同じ「3」であっても、
どの順位・点数で「3」なのか?が重要です。
「3」だから普通程度なんだと安心してしまうと、
入試で苦労することになります。
学校の通知票「3」は
入試偏差値50ではありません❗️
通知票「3」から「4」「5」へ
本気で成績上げたい人、
一緒にやりましょう❗️
入試で戦える学力を一緒につけましょう。
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