いさをです✋

 
 
 
 
“読んで字の如し”
 
 
 
 
「漢字で書いてある通りの意味」
ってことですが
 
 
 
 
これは私の小学校の時の
国語の先生の口癖でして
 
 
 
 
今朝
夢にその先生が出てきて
この言葉を思い出しました😌
 
 
 
 
 
たくさんの意味をもつ漢字は
言葉の羅列だけで
意味を伝えられるので
 
 
 
 
「緊急用備蓄食料」
を読める人は
お腹が空いたからといって
それを食べはしないでしょう✋
 
 
 
 
しかし…
 
 
 
 
“読んで字の如し”とならないのが
医学用語です💦
 
 
 
 
 
身近な医学用語の中で
意味が分かりにくいものや
間違って伝わっているもの
 
 
 
 
“読んで字の如し”
になっていない医学用語を
今日は解説してみます✋
 
 
 
 
 
 
 
 
今日解説するのは
・特発性〇〇
・複雑骨折
・変形性関節症 の3つです。
 
 
 
 
 
①特発性〇〇
 
 
〇〇にはいろんな言葉が入りますが
一番身近なのは
「特発性難聴」でしょうか??
 
 
 
 
特発性とは
「原因不明」ということです。
 
 
 
 
響きが似ているので
突発性と間違えてやすいですが
「突然起こる」
という意味ではありません👋
 
 
 
 
『え〜
 原因分からんの〜
 じゃあ
 治療法が無いじゃん??』
と不安になりますが
 
 
 
 
「原因不明」の病気や症状は
想像しているより
ずっと多く
 
 
 
 
なぜそれが起こったか分からないが
この治療で良くなった
という事例はたくさんあるので
 
 
 
 
「特発性〇〇」と診断されたからといって
治療法が全くない
というわけではありません。
ご安心ください😌
 
 
 
 
(そういう意味では
 「原因不明性〇〇」
 と診断されて薬を飲むより
 「特発性〇〇」と言われる方が
 不安は少ないかもしれません🤔)    
 
 
 
 
 
 
 
②複雑骨折
 
 
複雑という言葉からは
派手にバキッと骨折していたり
骨がいくつかに分かれて
バラバラになった状態を想像しますが
 
 
 
 
複雑骨折とは
『骨が皮膚を突き破って
 身体の外に出てきた骨折』のことです。
 
 
 
 
想像すると相当痛いですね😖
 
 
 
 
ケガも酷いですが
骨が身体の外に出たことで
感染の危険性が高くなるので
普通の骨折より注意が必要
基本的には緊急手術になります💦
 
 
 
 
転んだくらいでは起こらないので
一般にはあまり目にすることないですが
交通事故や転落事故なんかでは
よく起こります。
 
 
 
 
複雑骨折は正式名称ではないので
医学的には「開放骨折」と呼びます。
 
 
 
 
③変形性関節症
 
 
整形外科では一番身近な病名ですね✋
膝、股関節、腰が多く
その他にも足首や指
肘の関節にも起こります。
 
 
 
 
“変形”という言葉からは
こういう状態を想像してしまいます👇
 
 
 
 
もちろん👆こういうのも
「変形性関節症」には含まれるのですが
これは症状が相当進んだ状態です。
 
 
 
 
多くの方は
ここまで変形しないでも
『変形性関節症』と診断されますので
 
 
 
 
40代で膝が痛くなって病院を受診したら
『変形性膝関節症と言われた』
なんてことはよくあります😌
 
 
 
 
変形性関節症の“変形”は
“関節の軟骨が摩耗を始めています”
ということです。
 
 
 
 
 
関節の軟骨の厚みは
20代前半をピークに
あとは摩耗が始まります。
 
 
 
 
40代でレントゲン写真を撮れば
それなりに摩耗が見られますので
 
 
 
 
関節に痛みが出てきて
骨折や靭帯の損傷がなければ
「変形性関節症」と
言われる可能性はかなり高いです。
 
 
 
 
『変形??
 もう治らない??
 真っ直ぐするのは手術?』
と不安になりますが
 
 
 
そのまま放置しなければ
必ずしも関節が曲がってしまう
というわけではありませんし
 
 
 
 
軟骨が少し摩耗しているくらいであれば
痛みがなくなって
普通の生活やスポーツを
楽しむようになることも
十分可能ですのでご安心を✋
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ということで
“読んで字の如し”
にならない医学用語
3つ解説してみました😌
 
 
 
 
特に最後の用語
『変形性関節症』
 
 
 
 
仕事も
趣味も
普段の生活も
あきらめないで楽しめるようになります。
 
 
 
 
関節の痛みで
お医者さんに行ったら
変形性関節症と言われたあなた
 
 
 
 
まだ間に合いますので
できるだけ早くご相談ください✋
 
 
 
 
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