皆さんこんばんは、安孫子です。



7月もあっという間に折り返しですね。



連日気温が高い日が続き、夏の到来をひしひしと感じます。



と言うことで、わたくし2週間後に誕生日を迎えるのですが



昨年は初めてバースデーイベントというものをやらせていただきまして



誕生日当日に、僕を支えてくれているファンの皆様に囲まれて



その大切な人達に「おめでとう」と言ってもらえて、たくさんの笑顔に囲まれて、それはそれは良い誕生日を過ごすことができました。





しかし



スマートではなかったな、と



32歳を目前にした僕は思うのです。




やはり30過ぎの立派な大人ですから



自分の誕生日で浮かれるのは些かはしたないのではないかと。



そして、僕の理想とするカッコいい誕生日の過ごし方は



誕生日当日、自分が誕生日である事を忘れてて、周りに祝われて初めて気づくというもの。



後輩の残業を手伝い遅くまでオフィスに残る俺

後輩「すみません、手伝ってもらっちゃって」

俺「謝るくらいなら最初から頼むなっつーの。ほら、早いとこ片付けちまおうぜ」

後輩「はい。あ、ちょっと気分転換に飲み物買って来ますけど、先輩はコーヒーで良いですか?悪いんで奢りますよ」

俺「ああ、じゃあ頼むわ」

後輩「はーい」




10分後


俺「あいつ、どこまで飲み物買いに行ったんだよ」

後輩からの着信

俺「おいお前今どこに」

後輩「あ、先輩!今会議室いるんですけど、ちょっと大変で、助けてください」

俺「何で会議室なんかに…、あ、切りやがった」

仕方なく会議室に向かう俺

俺「おい、何だよこんなとこに呼び出し…あれ?何でお前らこんなとこに?」

そこにはとっくに退勤したはずの仲間たち

後輩「せーの!」

パァン!とクラッカーが鳴り響く

一同「「安孫子、お誕生日おめでとう!!」」

俺「…そっか、俺、今日誕生日か、忘れた」

後輩「もー、絶対忘れてると思いましたよ。先輩自分の事になると急に無頓着なんだから」

アハハハハハ





これです。


漫画やドラマに出てくるイケメンは大体自分の誕生日忘れがちなんです。


これをやりたい。


そう願いをこめて、昨年のバースデーイベントのタイトルは「そっか、今日おれ誕生日か、忘れてた」にしました。


結果、自分でクラッカーを大量に購入してご来場の皆さんに配り、上記のような小芝居に付き合わせた上でほぼ強制的に祝わせるという始末。



忘れるどころか自分の誕生日意識しまくりです。



はしたない。



奥ゆかしさが足りない。



今年はもう少し大人としての余裕を持って


品のあるバースデーイベントにしたいと思い、タイトルを決めました。



あ、という事で今年もバースデーイベントを開催させていただきます。



タイトルはこちら。









『もう誕生日にはしゃいだりしないなんて言わないよ絶対とも言えないこんな世の中じゃ』













ポイズン。
















分かってます。



品とは?という皆さんの視線は画面越しにも伝わっております。



僕だってそりゃあ余裕と品のある大人のスマートバースデーにしたいという思いはありますとも。




しかしね、32歳にもなると自分という人間の事もある程度分かってくるのです。



格好良い人間でありたい



そう思いつつも



多分、僕は楽しくなってはしゃぐだろうと。



どうせスマートではないだろうと。



しかし自分を諦めるわけにはいかない。



そんな揺れる安孫子心を表した結果がこのタイトルでございます。




僕はですね



誕生日はその人にとって良い一日であるべきだと思っていて



誕生日の人にプレゼントあげたり、ご飯奢ったり、お祝いするのが好きなんですよ。



喜んでくれると何だかこっちまで嬉しくなるから。



それが自分となると喜ばすのが難しくてですね



結局僕は人といるのが好きだし



人が喜んだり、楽しんだり、笑っているのが好きな人間なので



なかなか自分ひとりでは自分を喜ばすのが難しいのです。




なので皆さん、力を貸してください。




年に一度の安孫子の悪ふざけにお付き合いいただければ幸いです。




チケット発売準備中なのでもう少々お待ち下さい!




ゲストも呼びます。お楽しみに。





さてさて、今週末は王ステライブという事で



こちらも毎日絶賛稽古中です。






しかし、やはり王ステの現場はいい人ばかりで毎日楽しいです。



久しぶりに沢山歌って踊ってます。



やっぱり楽しいものですね。



お客様にも楽しんでもらえますように。



それでは、今日はこの辺で。



夜分に失礼しました。おやすみなさい。




安孫子宏輔