ファーストテイク朗読劇「ナイスコンプレックス」
キムラさん曰く「信頼できる、ちゃんと芝居ができる人にしか任せられない」という稽古なしの朗読劇
今回で都合4回もやらせていただきとても光栄に思います。
4回目と言っても人が変わればテンポも、キャラクターも、何もかも変わるので全く違ったものになります。
役者にとってこんなに刺激的で、楽しいものはなかなかありません
お客さんにとっても、その役者自身の表現、その人から生まれたものを観られる貴重な朗読劇だと思います。
演る前の怖さと緊張は普通の本番の比じゃないですが。
そんなファーストテイク朗読劇ですが
今回は個人的にとても嬉しい回でした。
大好きな劇団員の皆さん
昨年ファーストテイク朗読劇で一度だけ共演した際とても素敵だった鈴木絵理さん
安心と信頼のお芝居モンスター林千浪さんと一緒にできるのが嬉しいのに加え
この面子です。
樋口夢祈さんと柏木佑介さんとキムラさんのお芝居をやるのは
僕が初めて役付きで出演した舞台「止まれない12人」以来7年振りでした。
佑介さんとキムラさんはYAhHoo!!!!でもお世話になっていますが、夢祈さんとはほんとに7年振り。
僕の中で「止まれない12人」は色々な事に気づかせてもらえた、今の自分に至るまでに無くてはならない大切な作品ですが
自分への悔しさと共に思い出すことの多い作品でもあります。
その当時散々お世話になった先輩達とトリオの役を演らせてもらえるという事で
成長したところを見せる事こそが恩返しだと
一人で気合い入りまくりでした。
結果、キムラさんと夢祈さんに「成長した」と言ってもらえて
自分の中でつっかかっていたものが一つ消化できたような、そんな気持ちになりました。
佑介さんは「YAhHoo!!!!で成長してるのは知ってたから今の安孫子くんを樋口さんに観てほしかった」なんて言ってくれまして
なんて良い兄貴なんだと
こちらこそ佑介さんが主役の回で後輩役を演じられて幸せですと
僕はとても嬉しくなって
何よりもこの出演者でお客様に「ナイスコンプレックス」をお届けして、楽しんでもらえたことが嬉しくて
嬉しくて
顔赤すぎ。
まあいつも飲んだら赤くなるのでそれ自体は通常運転ですが
昨日は酔っ払ってましたね。
スナックキムラで寝なくてよかったです。笑
とまあ、とても幸せな一日でした。
今週末からは「ふたりよがり」の本番です！
こちらもとっても楽しい本なので観に来てくれた人を笑顔にできるように頑張ります。
ではでは今日はこの辺で。
安孫子宏輔