「〇〇さん、来月から異動ね。どう?」

僕は地方の中小企業に勤める管理職です。昨年の12月に異動となり、約半年が経とうとしています。

40代を目前にして全く異なるキャリアを歩みつつある僕ですが、この半年を振り返ってみたいと思います。

 

ここまで入社後一貫して管理系の業務と管理職を歩んでおり、自分に合っているなーとも感じつつ、マンネリ感も出てきていたところでした。

ちょうど業務としては一区切りだったこともあり、異動希望調査の際に軽い気持ちで、当時の仕事に近いけれども自分のスキルが活かせそうな部署への異動希望を出しました。

 

当時の私は成果への自負もあり自信たっぷりに「もっと成長したい」と書いてしまったのですが、これが社長の目に留まってしまったのです。。

 

調査後すぐに個人チャットで社長に呼ばれて「マーケティング系の業務。どう?」と。

 

異動辞令が出たあの瞬間、正直、頭の中は真っ白でした。不安しかありませんでした。

そして「え、マジで?」みたいな気持ちも。40歳を目前にした僕にとって、異動って、キャリアの大きな転機。今回は、そんな異動を経験して僕が感じたこと、そしてそのモヤモヤとどう向き合っているか、ちょっと話させてください。

異動初日。「浦島太郎」になった気分だった

新しい部署に足を踏み入れた初日。まるで浦島太郎になった気分でした。今まで当たり前だったルール、顔なじみのメンバー、業務の流れ…全部が新鮮で、でも同時に「あれ、俺、ここって本当にいていいのかな?」なんて戸惑いも。

特に、僕くらいの年齢になると、新しい環境に飛び込むのって結構勇気がいる。若い頃みたいに「何でも吸収してやるぜ!」みたいな勢いは、正直、薄れてくるもんですね。新しい業務フローを覚えるのに時間がかかったり、知らない専門用語が飛び交ったり、最初のうちは正直落ち込むこともありました。

また、マーケティング部署の精鋭たちの議論に全くついていけないのです。。。

自分の余りのふがいなさに自信を無くしました。

「結局、この異動って僕にとってどうなんだ?」

落ち着いてきた頃に、ふと冷静に考えたんです。「で、この異動って、僕のキャリアにとって、結局プラスなの?マイナスなの?」って。

もちろん、新しい経験ができるのは大きな財産です。今まで見えなかった会社の側面が見えたり、新しいスキルが身についたり。管理職として、部下との向き合い方も、部署が変わればまた違う難しさがある。

でも、同時に「これまで培ってきた専門性は、どこまで活かせるんだろう?」とか、「この部署での経験が、将来のキャリアにどう繋がるんだろう?」みたいな疑問も湧いてくる。特に僕みたいな40代手前だと、今後のキャリアパスを意識せざるを得ません。この異動が、自分にとっての「ステップアップ」なのか、それともただの「配置転換」なのか。そんなことをぐるぐる考えちゃいます。

モヤモヤと向き合うために、僕が始めたこと

このモヤモヤと向き合うために、僕なりにいくつか意識して始めたことがあります。

  • 「とりあえず、やってみる」精神: まずは新しい業務や人間関係に、深く考えずに飛び込んでみる。頭で考えるより、まずは体を動かす。意外とやってみると、見えてくるものがあります。
  • 「教えてください」を恐れない: プライドは一旦脇に置いて、素直に「これ、教えてもらえませんか?」と言うようにしました。年下の部下や同僚でも、詳しい人には積極的に聞く。これで、学ぶスピードが格段に上がった気がします。
  • 長期的な視点を持つ: 今の業務が直接、将来の目標に繋がらないように見えても、「ここで得た経験が、いつか何かの形で役に立つはず」と信じるようにしています。投資だって、すぐに結果が出なくても、長期で見て報われることがありますよね。キャリアもきっと同じ。
  • 「なぜ異動になったのか」を自分なりに解釈する: 会社が僕をこの部署に異動させた理由。それはきっと、僕に新しい役割や成長を期待しているからのはず。そうポジティブに解釈することで、気持ちが前向きになれます。

異動は「新しい扉」を開くきっかけとなるか

異動は、確かに不安も伴います。でも、それは同時に、今まで閉ざされていた「新しい扉」を開くきっかけでもあるんだなって、今は感じています。

この扉の先に何があるかは、まだ正直分かりません。前のスキルを活かせた方がいいのでは?と転職サイトも開いてしまいます。でも、自分で動いて、学んで、試行錯誤していくことで、きっと新しい景色が見えてくるはず。

あなたももし、今、異動やキャリアの転機でモヤモヤしているなら、一人で抱え込まずに、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?そして、小さなことでもいいから、一歩踏み出してみる。

僕もまだまだ道半ば。でも、この異動を自分のキャリアの「新しい章」として、前向きに進んでいこうと思います。

 

それはちょうどいいし、まずはやってみよう。

正直まだまだ以前のキャリアに未練もあるし、成果は以前の方が出せると思っています。答えはまだ自分の中でも出せていませんが、、もがいてみようと思います。