先週水曜日に人事異動の内示を受けました。
命ぜられた行き先は、ロンドンでした。
グループの国際業務を統括している部門の
ロンドン支社長という肩書きで。
非常に過分なオファーをいただいたものの、
やはり海外勤務となると、流石に即答は出来ず
一晩保留にしてもらいました。
長野で暮らしている両親も共に年齢は80を超え、この先どれぐらい元気でいられるかもわからず、
特に母は昨年秋に突然体調を崩して入院。
大事には至りませんでしたが、腎機能と循環器が弱っていて、退院後も以前のような快活な生活を送れているわけではありません。
海外勤務は23年ぶりで、自分の得意とする語学力を活かせる、すごく魅力的な勤務先ではありますが、やはり、老い先短い両親を日本に残して旅立つ事は、後ろ髪を引かれる思いです。
仮に単身赴任したとしても、家内も仕事を持っていますし、両親に何かあった場合、彼女だけに負担をかけるわけにもいかず、
色々と悩んだ結果、一昨日、辞退させていただく旨を人事局に告げました。
これが僕の生き方、これが僕の選択なのだと、自分に言い聞かせて、断腸の思いを圧し殺しながら回答した次第です。
しかも、この内示にはもうひとつサイドストーリーがありました。
実は、僕は会社員生活最後の職場として希望を出していた国際部(国内勤務)に異動する事が決まっていて、すでに内示リストも作られていた内示の2日前に、急遽トップ判断でロンドン支社長に変更になったんだそうです。
こんな有難い変更に感謝しながらも、自分の事情でお受けできなかった事は大変申しわけないと思っています。
タイミングが悪過ぎたと諦めるには、勿体無いお話です。
で、今、何が起きているかと言うと、
現在、人事局は必死に私の代わりにロンドン赴任する人を探しています。
これが中々難航しているようで、併せて僕の
異動先もまだ決まっていません。
元々異動するはずだった国際部に戻してもらうのが一番良いのですが、事情が変わってしまったので、そう簡単には行かないようです。
内示が終わり、新体制に向けて全社的に引き継ぎや引っ越しなどでざわめき立っている中、
僕一人が行き先も決まらず、何とも言えない孤独感を噛み締めている毎日です。
すでに内示から3日が経ち、とうとう今日からGWに突入してしまいました。
多分、僕は、僕の代わりにロンドンに行く人の穴埋め要員として、自分の意にそぐわない部署へ行く事になると思います。
ラスト4年半を東京五輪のインバウンドで盛り上がる国際部で仕事をするという夢は、ほとんど手中にあったものの、このような運命の渦に巻き込まれ、それも泡沫の夢と消えてしまいそうです。
空を仰いではため息ばかりの毎日。
GWも憂鬱で重苦しい日々となりそうです。