対象児童と保護者に説明会開き学校が謝罪 都城
8/8(木) 22:55配信
南日本新聞
宮崎県都城市教育委員会は8日、市内小学校の教諭が、計158人分の児童情報が入った私物のUSBメモリー1本を紛失したと発表した。現時点で情報の流用や悪用は確認されていない。
記録されていたのは、教諭が本年度担任を務める学級がある学年と、昨年度の担任学級児童の氏名、性別を記載した名簿や、昨年度と本年度の担任学級の通知表所見、7月の給食当番表など。
教諭は、筆箱に入れたUSBを通勤用かばんで持ち歩いていた。8月1日に筆箱にUSBがないのに気づき、2日に教頭に報告。週末にかけ捜したものの見つからなかったため、校長が5日、市教委に報告した。
市教委は個人情報の校外持ち出しや私物の記録媒体使用を禁じている。学校は7日、対象児童と保護者に説明会を開いて謝罪した。
児玉晴男教育長は「学校教育への信頼を損ねる結果となったことをおわびする。管理職による指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。