さいたま開催世界選手権フィギュア

エキシビション出演者一覧&超個人的雑感




東京近辺、関東地域は春の雨空が続いています。


有観客開催となった世界選手権フィギュアも

あっという間にフィナーレです。


北京五輪後のシーズン。


もしかしたら最推しは競技から離れてしまうかもしれない、、と、

ずっと思っておりましたが、グランプリシリーズのお休み期間を経て、1月末の全米選手権出場、世界選手権フィギュア🇺🇸代表となり、

さいたまスーパーアリーナのリンクに登場されました。


感慨無量です。


この「感慨無量」には少々理由がありまして…


この数年、当方の身内は不幸が続いておりました。


度重なる凹み状態を引き上げ続けてくれていたのは、最推しのアメリカンスイートハート(Jason)でした。


野球のシーズンオフにスポーツチャンネルで放送されていたフィギュアの大会に、

🌞太陽の様な、愛があふれた選手がおりました。


約10年に渡りアメリカのワールド、五輪、出場枠を守り続けている選手です。


次のバトンを渡す方が現れなければ、

バトンは途切れてしまう。


先日、🇩🇪のベテラン選手がちょっと失礼だなあ、と感じる質問をされていました。


「なぜ、ずっと競技を続けてる?」


自分がやめてしまったら、自国の競技が途絶えてしまうから、という答えをされていました。


競技だけではなく、文化、芸能も次のバトンを渡せなくなった時には、

途絶えていくのだと思います。

(つまり消滅してしまう…)


スポーツも複数ありますが、

バトンを繋げなくなりそうな状態になるスポーツは残念ながら存在するのが現実です。


個人的には、フィギュア、野球、相撲は好きですし、かなり詳しいです(オタなので…)


それでも、贔屓目にみても、残念ながら10年後が見えなくなりそうなものもあります。


絶滅危惧種というか…


残念ながら、フィギュアスケートも絶滅危惧種かもしれない、と感じています。


なんだかんだといっても、野球は残りそうだと思っていますし、

時代にあわせて変化しようという姿勢が出てきているのはフィギュアスケートよりも、

大相撲の方が強い様に感じています。


クレームやボコるではなく、改革案、改善案は、この先、どの競技、文化伝統芸術においても必要かもしれません。


たとえ今は時代にあわなくても。

多少の摩擦が起こったとしても…。


ギリギリかもしれない。


フィギュアに関しては、

今が変化の始まる時期かもしれない、という気が

しています。


この先、繋いでいく為に。


残るスポーツ文化である為に。


ちょっと、エキシビションの出演一覧を拝見し、そんな事も考えてしまいました。


 





ショート、フリーですでに疲れておりますが、
エキシビションも拝見しようと思っております。


そういえば、

なぜ最推しの姿に感慨無量かというと。

ずいぶん前の事ですが、
「見果てぬ夢」の歌詞とリンクする部分があるなあ、と思った事がありました。

全米選手権で優勝した頃の話です。

アメリカ国内外(日本も含む)の一部から、
優勝に関してエクスキューズの様な言葉があったことがあります。
(誰が何をいっていたのか覚えていますがそれは伏せます)
(理由はジャンプ構成でしたが…)

折角、優勝したのに。。
よいパフォーマンスだったのに。。

全米のエキシビションに登場した姿が、いつもより「しゅん」とした感じに見えてしまいました。

その時に、当時のリンクメイト数人があらわれ、
「私たちのチャンピオン!」とすごい笑顔で、リンクに送りだされている姿が印象に残っています。

私たちのチャンピオンはおのが道をいく姿がよいのだ!
それでいいのだ!!!

その時に思い出した曲が、ミュージカル「ラ・マンチャの男」のメインテーマTheImpossibleDream、
邦題・見果てぬ夢、でした。


「ラ・マンチャの男」は、
日本では、約半世紀に渡り、歌舞伎俳優の松本白鸚さん(松たか子さんのお父様)が演じられているミュージカルです。
ご高齢になられたこともあり、
白鸚さんバージョンの「ラ・マンチャの男」は
2023年4月がラスト公演です
(チケット完売中)


日本上演にあわせてつけられた翻訳タイトルが邦題「見果てぬ夢」

Jasonはこの曲の歌詞がピッタリくるかもしれない、と思い、
いつか、時期がきたらこの曲を演じてほしい、という、遠くの1ファンの勝手なリクエストとして
プレボにお願いをいれたことが実はありました。

20代後半~になった時に演じてほしいと思っていた曲は、実は2曲あります。

沢山の曲のリクエストや案があるかと存じますが、
今季、
まさかのフリーになっていて、
たまアリで当方、ただの怪しい状態になっておりました。
テレビもあわせて、ご覧になられた方も多いかと存じます。

歌詞の内容の意訳、になりますが、、

夢をかなえることはむずかしい。

極めていくことも大変。

敵(ライバル)は沢山いる。

悲しみは胸にかくして前に進んでいくのだ、、

という感じのミュージカルナンバーです。

「ラ・マンチャの男」って子供むけではなく、
結構、暗くて深い作品。

ラ・マンチャの男の主人公は、周囲から変わり者扱いをされたり笑われたりしても、
自分の道(スタイル、やり方、考え方)を貫いていく姿があります。

ちなみに、
やってほしいと思っているもう1つの曲は、

ジョルダーノのオペラ「アンドレア・シェニエ」の「ある日青空をながめて」という邦題のアリアです。


ヴェリズモオペラ…


ヨナス・カウフマンみたいな感じのシェニエが似合いそうな感じになってきたスイートハート(Jason)…
https://youtu.be/TIksJIRXs_s 


 

オペラは詳しいけどスケーターさんはあまり詳しくない、という方に、
Jasonってどんな感じ?と聞かれた時に

「アンドレア・シェニエが出来そうな感じ」と答えたことがあります。

え、え~!アンドレア・シェニエなんだ!!
という反応を頂きました。

アメリカンスイートハートは20代後半になられたので近い将来…と密かに祈念しておりますが…

やめなさ~い!だっ!