🎼あびクラシック🎹
「直感」でふれていた音楽のはなし・その①

🎵クラシック音楽にまつわる思い出いろいろ🎵

個人的な話になりますが、私は、子供の頃から
クラシック音楽の、かなり専門的な勉強をして
いました。
始めた頃の記憶はない…。
親によると、3~4才位だったらしいのですが、
漢字より先に
「音符」の読み方をおぼえていました。

小さい頃は親の習わせたい、という意志がなければ、「お稽古事」を始める事は少ないと
思います。

私の場合は、父が女の子が生まれたら、ピアノを
買って音楽の勉強をさせたい!という、「夢」を
持っていました。

そして、年をとってから出来た末娘に、
生まれる早々に
ピアノを買い、習わせる準備をしていました。
自分の記憶らしいものが始まる前から、ピアノが側にある…。
そんな、環境でした。

もちろん、1、2才の頃は無理なので、
私が習える大きさになる前は、兄がかわりに
しばらくの間、レッスンに通わされていました。

いまだにその事に文句を言う事があるので、
兄にとっては大変な苦痛であった様です。

その後、父の希望どうり、私がレッスンに通い
始める事になり、兄は無事解放されました。

小さい頃のレッスンの記憶は、あまり楽しく
ないことばかり。

「スパルタ式」と自称されていた、こわい先生に
怒られ続けた思い出がほとんど。
家で「おさらい」を長時間しなければならず。
母が付きっきりでピアノの横にいました。
練習が終わらないと、アニメを見せてもらえない
為、かなり必死!に練習していました。

毎日いつも怒られて
泣きながら練習する、という状況でしたが、
何故か辞めたいとは思いませんでした。

親の希望で始めたものではありますが、
予想以上に自分にはあっていたのだと思います。

小さい頃は、それぞれにあう事を探して
色々な習い事をするケースは、今も多いかと
思います。

「子供だから、まだ、右も左もわからないだろう。」等と、よく言われますが、
私の経験上、「そんなことはありません」と
お答えしています。

子供は子供なりに、大人が思っている以上に、
本質的な事を理解しています。
それは、理屈ではなく「直感」というもの。

「直感」でふれ始めた「音楽」と、その後、私は
長い時間を共にしていくことになりました。

大人になり、仕事や諸般の関係で離れざる
おえない時期もありましたが、今も、様々な形で
「音楽」と一緒に歩いています。

「あなたにとって、音楽とはどういうものですか?」と、聞かれる事がよくあります。
そんな時、いつも、
自分の人生の基礎になっているもの…と、お答えしています。

ベースになっている「世界」があると、人生に
おいて心強く、社会の荒波の中で遭難しかけた
時に、灯台の様に次の場所へ導いてくれる事が
多々あります。

年齢が変わっていっても、まだまだやりたい曲や
勉強したい事が沢山あります。そして、
人生の旅の道中、その一つ一つにふれていきたいと、年々思いが強くなっています。

この様な感情は、
「音楽」だけではなく、美術、演劇、舞踊など
全ての芸術ジャンル、そして、様々なスポーツ等にも、同じようにあるかと思います。

もし何か、やりたい事や、やり残したと思う事が
あるならば、自分の心の感じるままに、
その事に取り組んでいくべき。

その道や姿を、笑われる事があったとしても、
そんな事はどうでもよいのです。

可能性は無限に広がっていたとしても、
人生は有限だから。
人ひとりの持ち時間は、限りがあるのです。

もし、やりたい‼と思う事があるとしたら、
とりあえず、前に一歩踏み出す事をお勧めします。

とはいえ、経験上、やはり
体力的についていけない事があるので、やれる
事の優先順位をつけて、
次にやる事を考えています😂

BeAmbitious…‼
あびクラシック🎼