『お庭番望月蒼司朗参る! 追儺の儀式と最強の炒り豆 』
流星香 著 榊空也 イラスト
ISBNコード:978-4-04-727206-4
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裏表紙 あらすじ
立春を間近に控え、蒼司朗はピヨ四神や清志朗たちと一緒に、和やかな日々を過ごしていた。
ある日、帝都学園中等部の寮に向かった蒼司朗は、相変わらず喧嘩腰の安藤奏と遭遇。ついドタバタを起こしてしまうが……
それに巻きこまれた神官の荷物が台無しに!
その中身は「節分祭」で行われる鬼舞の、大事な衣装だった!!
このままでは、帝都の穢れを祓う「節分祭」が開催できない。
急遽、小此木神官長が安藤奏の鬼舞の相方に指名したのは蒼司朗!?少年の運命が花開く、お庭番シリーズ第八弾!!
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(感想)
帯のキャッチコピーが “ピヨ四神様、鬼退治!? 蒼司朗が頑張る『精一杯』の形とは——? ”とあって、あらすじの
「和やかな日々を過ごし」にひかれました。最近のやりきれないニュースをみて、気分的につらかったのですが、読んだあとに、まだがんばれってなんとかできるように努力していこう!と前向きな気持ちになれました。
シリーズものなのですが、いつものシリーズのパターンとは違っています。でも、これもありかなっと思えました。
人はコミュニケーションの取り方ひとつで、相手に認められる存在になることと、同等に扱ってもらえるということは別でもよいこと。
子供のためにはどんなしつけが理想的なのか。
人は、善意であっても、間違いであっても、知らなかったで済まされることと、そうでないことがあり、子供だからとか知らなかったから、なんでも許してもらえると勘違いしていることがあるんじゃないか?
と問いかけていて、自分の生活をもう一度反省したり、言葉にして説明するのがもどかしかったことが、
すっきりと納得できたりしました。
大人でも、シリーズ通してじっくりと読んでほしい作品です。