エリザベートを見てきました。
感想をあげたいと思います。
2009年1月10日12:00開演
キャストは、エリザベート朝海ひかる、トート武田真治、ヨーゼフ鈴木綜馬、ルドルフ浦井健治、ゾフィー寿ひずる
新演出は初めての観劇でした。
時代背景の解説がしっかりとされて、物語はものすごくわかりやすかったです。ダンスシーンの迫力がすごい!振り付けもかっこいい。ミルクとハスの群舞は必見ですよ!!
ただ、場面転換に時間がかかりすぎで、間延びした印象をもちました。
舞台上で、着替えをするのもどうかなぁと思います。
舞台裏を見たい気持ちもありますが、あまり何回もだとちょっと興ざめしてしまうと思います。
もう少し、暗転の時間が少ないといいなぁ。それか、ルキーニの解説をいれて、観客の目をそらす以前の演出のいいところを取り入るとかしてほしいと思いました。
武田真治さんのトートは、ロックテイストにあふれて、迫力のあるトートでした。
今まで、小柄なイメージだったのですが、舞台では、とっても存在感のある肉食系?というか、野性味あふれるトートでした。ウィーン版のマテ・カマラスさんの演出や歌唱を参考にして、自分なりにアレンジされていると思いました。めちゃいけやドラマとは全く違った面の発見で、うれしい驚きでした。武田トートのファンになりました。
朝海ひかるさんのエリザベートは、一言でいえば、オスカルエリザベート。ベルばらのオスカルが女装して、エリザベートの役を演じている感じ。新しいエリザベート像を出していると思います。
個人的には、エリザベートの激しい気性とか、理想を追い求めるロマンチストな部分が弱いかなぁ。きれいなんですが、年齢を積みかさねていくとともに成長し、女性としての性(さが)に悩むところを小さくまとめすぎて、後ろ席からは見づらく、伝わってこなくて残念でした。精神病院のシーンで、患者さんのなりきりエリザベートに迫力負けしてたのが、つらかったです。
ヨーゼフの鈴木綜馬さん、声が素敵です。武田トートの熱唱にも負けない朗々と歌い上げていたのが素敵でした。苦悩のある皇帝を誠実に演じているのが好感がもてました。
ルドルフの浦井健治さん、ダンスもすごいし、歌も素敵でした。武田トートとの闇が広がるもきれいなデュエットで聞かせてくれました。ルドルフのソロのジャンプがかっこよかったです。ルドルフは、重要な役の割に出番が少なくて不満だった方には、今回の演出はご満足していただけると思います。
ゾフィーの寿ひずるさん、適役ですねぇ。歌唱もすごいし、厳格なお姑さんの雰囲気たっぷりで、迫力ある姑さんでした。当たり役だと思います。
見て損のないおすすめのミュージカルだと思います。