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「アメリカの今度の大統領選挙で、誰がアメリカの大統領にふさわしいかはわからないが、誰が大統領になるかは既にはっきりしている。
もちろんトランプだよ!」
このように断言する人たちがいます。
しかも全員が中国人です。
中国政府としては、“親中派”の民主党のバイデン候補にアメリカ大統領になってもらいたい!
アメリカのトランプ政権から中国政府はこれでもかというほど圧力を受けています。
アメリカの対中国政策は、アメリカ議会で共和党・民主党両党議員のほぼ全会一致で決められていますから、別にトランプ大統領だけが中国をいじめているわけではないのですが。
しかし中国政府としては、息子が中国国内の投資会社の取締役を最近まで務めていて、今でもその会社の株主になっているバイデンさんの方がやりやすいに決まってます。
ところが中国のある地域の人達は
「アメリカ大統領選挙はトランプが勝利する。
しかも圧勝で!」
と断言しています。
それはなぜか?
中国浙江省に義烏という市があります。
人口は120万強です。
実はこの義烏市は「日用雑貨品などの卸の町」
なんです。
日本の100均ショップの「Made in China」の多くの商品はこの義烏市から送られています。
そしてアメリカ大統領選挙で用いられる「選挙グッズ」もこの義烏市に発注されるのです。
日本の選挙と違って、アメリカの大統領選挙ではカラフルなキャップやT-シャツが応援グッズとして使用されます。
アメリカは2018年には中国に対して衣類等に10%の追加関税を課していますが、それでも選挙グッズは義烏市の業者さんに発注されるんですね。
こうした応援グッズは、それぞれの支持者が自分のお金で買うのが原則です。
中には応援グッズを大量に購入して知人や周囲の人に配るような支持者もいるでしょう。
ですからアメリカ大統領選挙においても、トランプとバイデンの2人の候補者陣営が、どれぐらい義烏市の卸業者へ選挙グッズを多く発注しているかで、それぞれの候補者の優勢劣勢が予想できるのです。
これが「義烏指数」と呼ばれるものの正体です。
2016年に行われた、民主党ヒラリー候補と共和党トランプ候補の大統領選挙は、事前の世論調査では圧倒的に民主党ヒラリー候補が有利でした。
日本のマスコミも「もうヒラリーで決まり!」という報じ方でした。
しかし蓋を開けてみれば共和党トランプ候補の勝利でした。
この選挙の時も「義烏指数」はトランプ優勢を示しており、義烏市の卸業者さんの多くはトランプ勝利を確信していたそうです。
当時トランプ陣営のグッズ発注はヒラリー陣営の発注よりも5倍も量が多かったそうです。
現在のところ
トランプ陣営の発注はバイデン陣営の10倍
をはるかに超えているとのことです。
「義烏指数」はトランプ圧勝を示しています。
中国政府は、何とかバイデン候補を大統領選挙で勝たせようとあれこれ甚大なカネと労力を使ったようですが、足元から身も蓋もない現実を突きつけられました。