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免疫力を上げる食材シリーズ
大根、ゴボウと日常よく食べる食材から始まりましたが、今日は「ビーツ」です。
ビーツはロシア料理のボルシチには欠かせない野菜です。
極めて栄養価が高く“奇跡の野菜”“食べる輸血”と言われるほどの食材です。
私も一度だけロシアを2月に訪問したことがありますが、その時の底冷えのする寒さには驚きました。
寒さの厳しいロシアでは、こうした栄養価の高い野菜が、そこに住む人たちの免疫力を高めるのに貢献しているのでしょう。
やっぱり本場のボルシチは美味しかったです。
日本ではビーツは「赤カブ」と呼ばれていますが、江戸時代に日本に入ってきたときは「火焔菜(かえんさい)」と呼ばれていました。
いかにも身体に良さそうというか効きそうな名前ですね?
古代ローマ人は、発熱や便秘の治療にビーツを用いたと伝えられています。
ビーツは赤い色が特徴ですが、これは赤紫を発色するベタシアニンという色素と黄色を発色する「ベタキサンチン」という色素によるものです。
この2つの色素は高い抗酸化作用を持っています。
確かにビーツの入ったボルシチをシャッツにこぼしたりすると中々汚れをおとすのは大変です。
最近注目されているのはビーツを食べると体内のCO(一酸化炭素)産生が促進されることです。
体内で産生されたCOは血行を改善して、血管をやわらかくする働きがあります。
血管が柔らかくなると血行が改善されて、体内の代謝が高まり免疫力の向上につながります。
カリウムはレタスやトマトの約2倍あります。
カリウムは体内の塩分を外に放出する働きをします。
北国の寒い冬に中々汗をかく機会の少ない人たちにはとってもありがたい野菜なんですね。