今月14日土曜の昼、横浜Bコルセアーズの試合を観戦するために横浜駅西口を歩いていたところ、山本太郎さんの街頭演説が行われていました。
ゲーム開始まで多少時間がありましたので演説を聞いてきました。
まず驚いたのが聞いている人の数の多さです。
横浜駅西口ですから、大したスペースではありませんが、とにかく山本太郎さんの話を聞こうと集まった人の数がハンパありません。
1千人ぐらいはいたんじゃないでしょうか。
通り過ぎる人たちの通路を確保するためにボランティアの人たちが苦労していました。
ほんのさわりしか聞けなかったのですが、山本太郎さんは大変な人気ですし、聞いている人の熱意も感じます。
選挙期間でもないのにこの人気はすごいものですね。
演説と言っても山本太郎さんは登場した後、「今日は参加者からの質問に私が答えましょう」ということで一般の政治家とは違う流れの演説会でした。
こうしたやり方も参加者が彼を身近に感じるうまいやり方だと思います。
そして彼は参加者にこう頭を下げました。
「私が皆さまからの質問に対して、わからないことがありましたら、参加されている方で知っている方、どうぞ山本太郎を助けてください!」
こうした低姿勢も参加者から好感を得ます。
そしてやっぱり彼の話しは上手い!
昔、たけしの元気が出るテレビに出始めた頃、随分面白い才能豊かな若者だなぁ、と思ってテレビで見ていましたが、こんな優れた才能があったのですね。
本当に感心しました。
チラシをいただきましたので、彼が代表を務める「れいわ新選組」の政策を見てみますと彼はこんな政策を掲げています。
消費税は廃止
全国一律最低賃金1500円保証
奨学金徳政令
公務員(原発作業員、介護・保育職)を増やす
一次産業戸別所得補償
「トンデモ法」の見直し、廃止
辺野古新基地建設中止
原発即時廃止・被曝させない
こんなところです。
この中で私が賛成できるのは「トンデモ法」の見直し廃止、一次産業戸別補償程度ですが、演説会に参加してみますと彼を支持する人たちの本気度というか、熱意が本当によくわかります。
国民に明確なわかりやすい政策を掲げて、それをアピールし、実行することが、優れた一国のリーダーの特徴であると私は思っています。
れいわ新選組は、まだようやく政党として認められたばかりですので、政策を実行するまでには至っていませんが、こうした国民にとって分かりやすい政策を提案する意味を彼は理解しているのでしょう。
今の日本の政治は与党自民党に対抗し得る野党が存在しない状態が長らく続いています。
そんな野党は花見の会の参加者の顔ぶれだとか会費だとか、総理の脚を引っ張る事ばかり懸命になってやってます。
国民を豊かにするとか国民を守るとかには目を向けないで、首相の足を引っ張ることしか考えていないようです。
山本太郎さん、来年7月に行われる東京都知事選挙に出馬するのでは、という噂もあります。
現職小池都知事の出馬は間違いないでしょうから、小池都知事との一騎打ちの可能性もあります。
これに勝った都知事が、都知事選挙後すぐに開催される東京オリンピックで世界にアピールされることになります。
このインパクトは大きいですよね?
ですので山本太郎さんの都知事選挙への出馬は充分にあり得ることです。
どうやら自民党も、首相の足を引っ張ることしか考えない野党はあまりライバルとして意識はしていないようですが、れいわ新選組には警戒感を持っているようです。
れいわ新選組は、もしかしたらかなり伸びるかもしれませんね。