このところ韓国からの訪日客はさっぱりですが、それにも関わらず訪日客は2932万人とこの10年で3.5倍に増えています。

その中で成田、羽田、中部、大阪、関西、神戸の主要6空港以外の地方空港57空港へ直接訪問する外国人訪日客が前年比11.7%増の785万人と全体の25.2%に達しています。

外国人が初めての日本に観光で訪れるとすれば、やっぱり東京を訪れてディズニーランドに行くとか、大阪空港で日本に来て京都を訪れるというのが一般的ですよね。

地方に直行する外国人客が増えているということは、それだけ日本にリピートで訪れる外国人客が増えているということです。

日本訪問の外国人客のリピート率は60%に達しているとのこと。
やはり自ずと地方直行の外国人客が増えるということになります。

今年はラグビーワールドカップがありました。
海外からワールドカップを観るために訪れた多くの外国人客が日本に大変好感を持って母国に帰られたようです。

新しい国立競技場も完成し、来年はいよいよオリンピックがあります。

来年の日本訪問客の増加はラグビーワールドカップどころではありません。

ここで外国人訪問客に日本に対して好感を持って母国に帰ってもらえば、今後益々日本を訪問する外国人客は増えるでしょう。

「オラが県にも空港を!」この20年ぐらいの間に地方空港は急増しました。

デフレ対策の公共投資の対象として地方空港の建設がうってつけだったということもあります。

「こんな地方に空港なんて作ってどうするんだ?」
以前こんなテーマのニュース番組もしばしば目にした記憶があります。

そんな地方空港がこれからは大きなチャンスになるかもしれません。

その為には外国人客に対して日本に良い記憶を持って帰っていただく必要があります。

私達日本人は、その為に皆んなで頑張んなきゃいけませんよね?

例えば、外国人客から外国語で質問されても、逃げないで何とか質問に答えてあげる。

質問の意味が分からず、正確な回答ができなくても何とか答えてあげようとする思いが伝われば大抵の人は好感を持ちますよね?

オリンピックによって日本に良い記憶を外国人に持ってもらうことが、将来の日本に以外に大きなメリットをもたらす可能性もあると思います。

外国人訪問客が増える以上の大きなメリットということです。

そんな感じで私も日本人として頑張ろうと思います。