全国の農業経営体数は、10年前の167万9100件から約49万件で3割も減少して、120万件を割り込んでいることが発表されました。
7月29日の日経新聞が報じています。
農業経営体数全体の9割を占める家族経営体は115万2800件で前年比2.7%減っています。
「農家さんが100件あった農村で毎年3件ずつ離農する農家が出ている」
このように考えると日本ではかなり早いペースで農業経営体数は減少しているという実感がわきますね!
個人農家の減少をカバーするように農業の大型化が進んでいましたが、大規模経営も農地を受けきれず、日本の経営耕地面積自体も約6万ヘクタール減少しています。
主な職業が農業である人を基幹的農業従事者と言いますが、いま日本には140万4100人いらっしゃいます。(前年比3.2%減)
問題なのはその年齢層で70才以上の方が40%以上を占めています。
「担い手を強く求む!」
これが農業の実態です。