久しぶりにゴシックやロリータについて、大人の事情も交えて語ろうと思います。
以前Twitterでゴシックやロリータが、行き詰まってきたと書きました。モチーフがある程度決まってしまうので、特に最近は出し尽くした感が否めません。おまけに日本人は飽きが早く、次々に新しい物を求めます。提供する側は、本当に大変だと思います。
私は田舎に住んでいるので、都会ほどゴシックやロリータファッションに身を包む方を見掛けません。それにしても、少なくなったと実感しています。
SNSやTwitter、友人の話を聞いても、着る場所や機会に恵まれなくて、着られない人が多いです。年齢層が社会人や子供がいる親だからでしょう。
既婚の愛好家は家庭にお金を掛けるので、独身の時のようにファッションにお金や時間を掛けられません。
そこでアルバイトで得たお金を、全てファッションにつぎ込める世代が、高校生や大学生ではないかと思います。
私の世代は、社会人や大学生になって収入が得られるようになってから、始める人の方が多かったです。
私の世代は、MALICE MIZER(現Moi dix Mois)のMana様がゴシックロリータファッションという新しいジャンルを確立し、絶大な影響を受けた世代です。当時はMana様がゴシックロリータファッションのカリスマ的存在で、そこから下妻物語でロリータがブレイクしました。若い方の中にも、彼等をリスペクトする人達もいます。
Mana様は現在、G&LバイブルでEGLな装いをされる以外は、ゴシックファッションを身に纏っています。ゴシックやロリータファッションが定着した昨今、EGLな装いをされていた時のようなインパクトが、新しい世代にはありません。
Mana様はゴシックロリータファッションを普段着にしていて、それを真似しようと、ファンはゴシックロリータファッションを、普段着感覚で着ている人達がいました。憧れのアーティストに近付きたくて彼等の真似をしようとするのは、世代は関係ないのかもしれません。
Mana様がゴシックロリータファッションを余り披露されなくなり、Mana様をカリスマにしている世代は、家庭に入っているから、ゴシックロリータファッションが行き詰まるのも、無理もないでしょう。
何故なら、主力となっている若い世代に、Mana様のようなカリスマがいないからです。下妻物語でロリータのカリスマと言われた嶽本野ばらさんも、今はオタク作家みたくなっています。カリスマの不在です。
それに加えて、この不況で油が高騰しています。油を原料にしている為、生地が値上がりし、洋服の値段も上がっています。ファッション業界自体が、低迷しているのです。
世代も交代しました。普段着から、特別な日や週末だけ着るオシャレ着になりました。
そんな訳で、業界に新しい試みが期待されます。
個人的には、KamijoさんのソロプロジェクトにMana様が関わってくれた事が、とても嬉しいです^ ^ 二人は旧知の仲ですが、新しい試みでV系(耽美系)業界を新しい試みで盛り上げてくれる日を、心待ちにしています。
iPhoneからの投稿