私は裏切りより酷い"なかった事"にされたのではないか?だから、人を信じるのが怖いんだと言われました。
なかった事にされた…。そう思うと納得がいく事が多いのです。
私は人間である事を奴らに"なかった事"にされた。私はあいつらのサンドバッグだったから。
奴らが死んでも、私の心や体では奴らは生きているのです。記憶や体の傷痕として。
私はこの事実に苦しめ続けられる。ある意味、人殺しより残酷です。
虐待とはまるで、六道の地獄を味わい続ける事だと思いました。
解放されるには悟りに近い境地に至るかの如く、"自分を憎まない事"かもしれません。
そこまでの仕打ちを受ける否など、私達兄弟にはなかった。これ以上自分を憎みようがない。
その事実に気付き、受け止める事から始まると思います。
要は自分を客観視出来るようにならないとダメだという事。
感情を殺す事とも、全然違います。何度そう思って死にもの狂いになって努力しても、その分以上に苦しみが跳ね返ってきました。
こう思えるようになる迄、私は多くの人達の協力と多大な時間が必要でした。
そして、常になりたい自分への始まりです。
虐待や苛めのニュースが当たり前になっていますが、こんな悲しい事が当たり前であっては、絶対にいけないんだ!
私は愛されたかったし、家族も欲しかった。今は私を愛してくれる父親と母親が欲しい。欲しくて堪らない…。
叶わないと何処かで思いつつも、求めずにはいられない。
だけど私は、最後まで諦めない。人生何があるか分かりません。
欲しかったら、求めない事には何も始まりません。
最後は自分で勝ち取るしかない。それは自分以外の人にやって貰っては、何も意味がないから。
最後まで諦めない事の大切さを、これから生まれてきてくれる子にも伝えたい。
だからなりたい自分になる事を、何があっても私は諦められない。
理由は簡単。なるべく笑いながら生きていきたい。
私が欲しいものは、そんな普通の事なんです。
終わり。