西小山 Caillo

マリリンにちょっと良い事あったからちょっとしたお祝いで行きました。

駅前はちょっとした商店街はあるけど、「The 東急沿線住宅街」な西小山。

そんな街角の小さな実力派フレンチビストロ Caillo

大きな明るいオープンキッチン

メニューはなくて、カウンターにある食材を選んで調理してくれるんです。

(調理法は自分が選ぶわけではなくてシェフが最適なひと皿に仕上げてくれます。)

各素材に1人分量の値札があって、3人で1人分でもいいし、増やしてもいいし。

いろんな種類食べたいので、もちろん1人分を何種類か頼みました。

こちらがここのスペシャリテ

【雲丹の香るソール・スフレ椎茸の鱗を纏って】

こちらは事前に要予約です。

ドーバー海峡からやってきたヒラメ(ソール)に椎茸を鱗のように並べて、真ん中にはスフレ。

これから蒸してくださいます。

何品か選んでテーブルに戻ると、前菜が出てきました。

一見素朴に見えますが、どれも丁寧に作られた繊細なお味。

私が最も好きな白ワイン

パテは臭みなど全くなくジューシー

カブのスープにはフォアグラが載っていました。

1人分を少しずつ3皿に分けてくださいました。

フランスの個性的なキノコたちはパスタに。

リードボー

リードボーってソースなどに使われるイメージで、肉として食べたのは初めて。

まるで白子のようなとろける食感。

お口直しのビーフコンソメ

メインのヒラメ蒸されて登場

綺麗に切り分けてくれます。

初めて食べる複雑なお味と不思議な食感。

椎茸ってかなり味が強いので、フレンチやイタリアンに入るとちょっと違うな…と思うことあるのですが、これは椎茸が主張しすぎず、しっかりとヒラメを引き立て、濃厚なスフレと見事に融合していて感動しました。

真ん中部分は切り分けて、残りはこんな感じにして「観賞用」としてテーブルに。

この部分にも食べれるところたくさんありそう。

一応食べていいのかを確認したら、「骨に気をつけてください」と言われて、3人で綺麗に骨だけ残して食べました。

「この部分をこんなに食べる人初めてです」とスタッフさん笑っていらっしゃいましたけと、遥々ドーバー海峡からやってきたヒラメとこんなに丁寧に並べられたシイタケ、ちゃんとたべてあげないと申し訳ないわよ。

デザートはもうあんまり残ってなくて、チョコテリーヌと洋梨ソルベ

食材から見せていただける斬新なプレゼンテーション。

それがこうなるんだ？という驚き。

キビキビと動くシェフと丁寧なサービス。

決して安くはないけど、クオリティを考えると決してお高くはない。

こんなお店が近くにある西小山の方が羨ましい。

個性的なフレンチビストロ