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君の笑い声がなくなったこの部屋は

眠らない国道246号線の雑踏とついて出る君の名前が

空しく響いているだけだよ まるで異次元の世界だよ

君が隠していたプレゼント 今頃みつけたよ

 

妄想に近いばかげた期待を抱いて眠るだけの日々

6月の末に止まったカレンダー 二人を待ち続けているマーク

めくっちゃえば僕らもう二度とは戻れない気がした

 

君の「おめでとう」がなくなった二度目のbirthday

赤く染まる環状線のスロープさえ綺麗だと思えてくる

366の明けない夜を越えても変わらない

君も今日ぐらいは僕のこと思い出しているかな

 

幻想に近い揺らめく光を一人吹き消してもみる

6月の末に止まったカレンダー 今でも待ち続けているマーク

めくらなくちゃ僕はもう一歩も進めない気がした

 

妄想に近いばかげた期待を消して進むための日々

3月の末にやぶったカレンダー それでも待ち続けているマーク

思い出だけが残ったこの部屋を 僕も今出てくよ

でもやっぱり 笑い合えてるといいな いつかまたこの部屋で

 

いつかまたあの部屋で…

 

 

作詞・作曲 阿部祐也