皆さんごきげんいかがだろう

 

読者諸君も無事にお正月休みに突入されただろうか。のんびり過ごすのが年末年始の醍醐味。比較的読み応えのあるこの記事は、おせちでもつつきながらコタツでまったり読めばいいんじゃない?(豹変)

 

さて、本題に入るとしよう。

 

時間を遡ることクリスマス。紛れもなく聖夜。

 

仮にその時間をディズニーランドで過ごせたならば、特別な思い出になることは言うまでもない。愛を一層深めるため、私はその時間をディズニーシーで過ごそうと舞浜を訪れた。寒空の下お互いの手を温め合いながら夢の国の開園を待ちわび・・・

 

 

は?

 

 

ごめん、茶番だわ。今回の記事は【痛車乗りのおっさんとディズニーシーに行ったら果たして楽しめるのか】という地獄みたいな検証していきたいと思うよ。

 

気付いていると思うが、今回は最初から最後まで身内ネタぎっしりの内容だよ。苦手な方はこんなブログ閉じてヒカキンTV見て寝よう。これ読むと初夢が台無しになるよ。

 

  汚めな登場人物紹介

 

もうキツい。ビューティープラスで加工してもビューティーにならないの最高に起訴ってかんじ。

 

 

【酒カスブロガー】安部ちんとし

一応筆者。ディズニーが好きな嫁を置いてけぼりにしてオタク4人で来てしまった最低なクソ雑魚ナメクジ。ディズニーの知識はカナブン以下。好きなキャラクターは人造人間サイコショッカー。最近のマイブームは辛い物を食べてアナルを燃やすこと。抜け毛が悩み。

 

 

【汎用人型決戦うんこ】まーりゃん

駿河湾沼津SAで犯したたった一度の過ちにより、この肩書を生涯冠する事となった不幸なオタク。一時筋トレをしていたのに、今や見る影もない。ジャンボリーミッキーのお姉さんに欲情して股間をジャンボリーさせた不届き者。ミッキーが助走をつけて殴りたい男No.1。

 

 

【毒舌フォトグラファー】まっしー

トイストーリーマニアで前に並んでいたイチャイチャカップルを遥か彼方まで蹴り飛ばそうとした武闘派オタク。しかしながら、夢の国で淫夢ネタばっかり話す我々が一番蹴り飛ばされるべきである事を、僕たちはまだ知らない。

 

 

【はいはいコンギョコンギョ】ぱぶりちぇんこ

ミサイルによる圧力で世界を掌握しようと目論む独裁者。元年パス持ち&ミラコスタ宿泊経験もあるDガチ勢で、入園すると移動速度高速化(×1.75倍)の固有スキルが発動してアイシールド21みたいになる。園内イチ迷惑。げり気味。

 

 

  いざゆかん、夢の国へ!

 

まずは入国審査から始まる。昨今世の中は非常に物騒であるため、念入りに検査が行わ・・・

 

ビーーーー!!!!!

 

けたたましく鳴り響く警報音、どうやら世界情勢的に危険人物として認識されてしまったようだ。機械の精度は非常に優秀なようだ。検査が行き届いている。

 

 

言わずもがな、これが原因となり残念ながら夢の国への国境を跨ぐことは叶わなかった。当然の結果といえばその通り。この危険すぎるパーティを園内に放つなど、秩序の崩壊が目に見えている。

 

しかしながらキャストの的確で迅速な対応で、パークの安全が保たれていることが証明された瞬間でもある。夢の国の平和は彼らの尽力により守られている。それを1秒1秒噛みしめ、涙しながら帰路に就くのであった。

 

終わり

 

 

 

  越えよ、夢への国境を。

 

こんな事態を予測していたのか、用意周到のまーりゃんさんは小型飛行艇を用意していた。あとはPSPのエースコンバットで鍛えた私の飛行スキルがあれば、密入国することは造作もない。どうやって帰るか、それだけが課題である(チェックメイト)

 

 

我々の侵入を察知して辺りが騒がしくなってきたため、最寄りのアトラクションであるインディジョーンズに姿を隠すとしよう。ぼくたち男の子だから、お宝とか古代遺跡とか大好きなの。ドラえもんの太陽王伝説だっけ。あれバリ好きだった。

 

 

速攻魔法『プライオリティパス』を手札から発動すると、100分以上の待機列を無視できる。彼がバックステップで進んでいるようにも、はたまたこっちに向かってきているようにも見える1枚は、この遺跡から放たれる不思議な力がもたらしたものだろう。

 

 

『ステリングを盗んだやつ?ああ、あそこで寝てるよ』

 

 

内部に潜入すると歴史を揺るがすであろう宝が眠っており、すぐさまこの地を手中に収めようとする貪欲な将軍。映画だったらラスト15分で壮絶な死を迎えるタイプなので、一刻も早く傍から離れたい気持ちだ。

 

 

遺跡の調査が終わると腹の虫が大合唱をはじめたため、付近のロストリバークックハウスに移動する。ここではこの世で最も美味い肉、スパイシースモークチキンレッグを頬張る事ができる。人間が肉食動物である事が明確に分かる、考えさせられる1枚だ。

 

 

ひとたび噛み締めると肉汁が口いっぱいに広がり、ピリっと辛い味付けで脳みそが『ビール飲みたい』で支配されるおじさん達。強烈すぎる誘惑で思考回路が歪み散らかし、『今ビールを飲まないと鳥さんたちに申し訳ない』と戯れ言を垂れる始末。怖いね、アルコールって。

 

 

もうこうなったら終わりである。ウォーキングデッドよろしく、酒を求めてポートディスカバリーに到着。ベイサイド・テイクアウトでビールとチュロスを入手。我々のレベルにまで達すると、ビールのお供は甘かろうが辛かろうがなんでもいい。後ろの草とかでも可。

 

 

ブリーズウェイ・バイツのフライドピザは超絶品。インスタ女子たちは伸びるチーズをオシャレに可愛く撮影するのだろうが、おじさん達がやると進撃の巨人の捕食シーンみたいになっちゃってグロいまである。フライドピザに名誉棄損で訴えられる寸前。

 

 

飲み足りないのでハシゴしちゃう。アメリカンウォーターフロントのバーナクル・ビルズでは、海を見ながら骨付きソーセージにかぶりつき、ビールで流し込む事が合法。この酔っ払いどもを海に突き落とすことも合法にしてほしい。

 

 

ひとしきりビールを堪能した酒クズ共だが、次の目的地はアラビアンコースト。そこそこ距離もあるので、乗り捨てられている旧車を拝借。飲んでないまーりゃんさんが運転となるが、珍しくステアリングは盗まれていない。

 

 

このクルルァでは未舗装路を進む事は出来ないため、ここからは馬を使って突破する。ずっと動いているのに前に進めない。まさに我々の人生を映す鏡のようで、その真理に気付いてしまった一同は一斉に賢者タイムとなってしまった。

 

 

俯き気味に馬を降りると周囲がザワつきはじめ、『プリンスだ!』と興奮気味のお客さんに一瞬で囲まれてしまった。それもそのはず、まーりゃんさんは痛車界隈のプリンスなので無理もないだろう。

 

と、思ったがどうやら違ったようだ。同じタイミングでアラジンとジャスミンが登場し、お客さんの目当てはそちらだったよう。人気の差は火を見るよりも明らかで、比べる事すらおこがましい。正真正銘のオフ会ゼロ人を達成してしまった瞬間でもある。

 

 

因みに私はプリンスのアラジンが大好きなので写真を撮ろうと粘ったが、目すら合わせてもらえなかった。それもそのはず。こちらは負のオーラを纏う、見るからに厄介そうな異常男性4人組なのだから。

 

次の目的地へ向かうべく、シャコタンなラクダをチャーター。しかし、ラーメンばかり食べて太りまくるまーりゃんさんが跨ると、フレームが着地してしまい残念ながら自走不能。ここからは徒歩で進むしかないようだ。

 

 

このままマーメイドラグーンを目指したいのだが、残酷なことにおじさん4人は体力の限界を迎えている。しかしちょうどいいところに潜水艦を発見。『あれに乗って目指そうぜ』とまーりゃんさん。とうとう頭がおかしくなったか。

 

 

あれは海底2万マイルのディスプレイだし、そもそもマーメイドラグーンは水の中じゃないし・・・

 

マジかよ。着いちゃった。

 

 

海底をも掌握しようと将軍の偵察が始まる。隅々まで地理を確認し、ミサイルサイロをどこに建設しようか熟考しているようだ。望遠鏡を覗く姿がサマになりすぎて背景とマッチせず、コラっぽく見えちゃう現象に名前を付けたい。

 

 

せっせと弾頭を運ぶまーりゃんさん。クレーンなど特殊な機械を使うと思いきや、大胆に素手とは恐れ入る。しかしいくらお金が無くたって、仕事は選んだ方がいいっすよ。

 

 

『もうそのまま一生海底に沈んでてほしい』というのが読者諸君の総意だろうが、大変残念ながら無事に地上に生還。既に太陽は傾き始めており、この闇夜に紛れて夢の国から脱出するのであった。

 

 

  総括

 

さて、この記事のテーマは『おっさん4人でディズニーに行ったら楽しめるのか』だったのだが・・・

 

検証結果は・・・

 

『超楽しかった』という至極当然というか、当たり前すぎて検証する必要もないね。仲良い友達と行って楽しくないワケがない。

 

 

大人になると仕事や家庭の都合で友達と遊ぶ時間が減るとともに、新たに友達を作る機会も減っていく。気付いていないかもしれないが、今一緒に遊んでくれる友達は本当に貴重な存在なのだ。

 

遊んでくれる友達を当たり前だと思わず、日頃から感謝を言葉にして伝えていこう。

 

そんなワケで私の事も、2024年はもっともっと大事にして。

 

おわり