皆さまごきげんいかがだろうか

 

今回の記事は、産まれる前から割と気になっていた『群サイ痛車ミーティング(GSIM)』の参加レポだよ。

 

 

噂によると痛車展示イベントであるにもかかわらず、空ぶかしやバーンアウトを公式が許可しているという、何やら怪しげオンザ危なげなスメルを私の鼻腔がキャッチ。慢性鼻炎だけども。

 

些細な事も叩かれる繊細な時代にそのような事は到底信じられないため、改造車ブロガーとして現地に赴いて調査する必要がありそうだ。

 

  群馬県はかなり好き

 

そんなワケでやって参りました、群馬サイクルスポーツセンター。赤城高原SAから徒歩18000秒、車ならば30分くらいの距離感で、信号も少なくドライブが超気持ちいい。紅葉も綺麗で温泉も近くにあるようで余生はここで過ごしたいと思うほどNODOKA。

 

 

一方で群サイはその真逆ったら真逆。モータースポーツ誌Hot Versionでよく登場するクローズドコースで、イニシャルDかな?ってレベルでモロ峠。エスケープ/Zeroで超危険だが、その分快楽も想像を絶するという(世界のますくん談)

 

 

そんな激アツな舞台で開催される痛車イベントこそ、今回参加させていただくGSIM5。中でも『サウンドコンテスト』という企画が大人気で、コレに参加すると冒頭で話した激しめな走行が行えるっぽい気配。

 

この夢のような走行枠は午後なので、午前中は展示車両の鑑賞を楽しんでいこう。

 

  鼻毛の逆襲!豪華すぎる展示車両!

 

まずは自分の車の準備をば。仕様変更後初&直後に痛車化が控えているため、すっぴん状態での展示は最初で最後。さらには競技でボコボコになるだろうし、この形態で目撃することができた皆さまは超幸運。色違いポケモンくらいレア。

 

 

ボーボボ仕様のミニカになかなか理解が追いついてこず、一瞬わが目を疑う。堂々たるボーボボは迫力のある1巻表紙のポーズで、手書きによるライブ感が加わったかと思えばそれらをブチ壊す首領パッチの亀ラップ。このメチャクチャ感は原作リスペクトとも捉えられ、多分世界で1台しか存在しない仕様だろう。

 

なういさん(https://twitter.com/Magnum_nui)

 

いや、2台目も普通にいたわ。ところ天の助仕様のスイフトが息つく間もなく畳みかけてくる。この痛車の魅力は実際のところ天のように、飾りっ気を一切排除したキレのある気持ちよさにある。バイナルによる派手さだけが全てではないと、敢えてポーズはとらず迫真の仁王立ちのドヤ顔で訴えかけてくる。強キャラ感だすな。

 

すずんぼさん(https://twitter.com/suzumbo)

 

双璧のボーボボ仕様で荒れ狂ってしまった会場を鎮静化するため、フリーダムガンダム仕様も登場。ストフリじゃない点が私的にアチチなポイント。インパルスvsフリーダムは今見ても鳥肌が立つレベルで興奮するし、アスランがメイリンと逃走するシーンは今見ても怒りが込み上げてくる。連ザで敵パイロットをアスランにしがち。

 

 

力強いワイドボディにサフカラーがフェイズシフト装甲のディアクティブ状態のようだ。オーナーのしょうさんはコーディネイターに相違ないため、あまり怒らせると種が割れてしまう。劇場版の公開が待ち遠しくなる、ワクワクする仕様でしたね。

 

しょうさん(https://twitter.com/z400ct)

 

原神より雷電将軍仕様のEP3は、柔らかい見た目に反して堅牢なチューニングでただならぬ雰囲気。後部座席を完全にロールケージで潰し、内装まで綺麗に塗装する丁寧なマシンメイクが上品。一方で外装は派手な部品は付けずに紳士的にまとめ、前期の良さを活かしきっている。

 

 

作中の稲妻にある鎮守の森を連想させる深緑のボディカラーは、雷電将軍の元素爆発による紫電のエフェクトを一層鮮明にする。ブロンズの37が禍津御建鳴神命の腕っぽいマテリアル感がありパワフル。是非ともその剛腕で、モナが引けない私の物欲センサーを両断してほしい(仮天井ディルック)

 

マサヒロさん(https://twitter.com/camel_ep3)

 

白上フブキ仕様のZ34 NISMOは、誰もが振り向くインパクト抜群のラッピングを纏う。破壊力のあるグラフィックもさることながら、左右非対称のデザインにビッグサイズのタギングも印象的。ヘッドライト周辺が暗く、車種不明感を醸しているのも個人的に好きなポイント。ロマンない??

 

 

SSRのProfessor SP6の10.5Jと11.5Jをまるっと呑み込むZすげぇ銀河かよ。背景が暗めであるためフブキがハイライトされ、かわいいお顔と驚異的なサイズのホイールに負けるとも劣らないバストが強調される。それにワキもね。一度見たら来世でも覚えていそうな衝撃を受けた1台だ。

 

pateさん(https://twitter.com/patelatt)

 

この日『GSIM5総合優勝』を果たした湊あくあ仕様のS15は、痛車と競技車を完璧に融合。Formula Driftのハチマキ&ネームタグをアレンジしたステッカーが貼られ、牽引装置やVALINOタイヤなど競技色が強いアイテムで武装。いますぐにでも峠コースを走れそうな車高も親近感ビンビン。レーシーな痛車は大好物。

 

 

満力ウイングといえば『326』の数字であるが、あくあを象徴する『445』にアップデート。彼女と言えば人見知りでおどおどしている印象だが、それが嘘であるかのようにキリッとした勇ましい表情を見せる。疾走感のある白と青のバイナルも相まって、ホロ未履修の方が見たら彼女はクールな強キャと認識されるだろう。

 

やよいひめさん(https://twitter.com/yayoihime_)

 

森カリオペ仕様のセリカは、GSIM4にてGreat of GSIMに選ばれた実力を誇る。エアロからホイールにいたるまでヴェイルサイドで統一されており、唯一無二の個性を確立。ガルウィング、エンジンルーム、オーディオなど、一切の隙が無いマシンメイクに私もふざけることができない。エンタメブロガー失格。

 

 

ガンメタとキャンディレッドのグラデーションは、悪そげな雰囲気を纏うカリオペとベストマッチ。ボディメイクはもちろんのことバイナルもスポコン仕様で、このジャンルのカーカルチャーに触れる機会が無かった私にもその魅力が強烈に響く。ワイスピ2の警察をかく乱するシーンに出演してたと言っても疑わないクオリティだ。

 

ますおさん(https://twitter.com/Masuo_st205)

 

私は取材にあたりイベントのハッシュタグから参加車両をリサーチするのだが、その中で最も気になった飛鳥馬トキ仕様のS14。外装はD-MAXのエアロと大塚風のフェンダーで構築されており、ナローっぽく見せるためにダクトなどが排除された部品を選んだという。内装外装共に白で統一されており、非常に清楚。多分排ガスは全部酸素。

 

 

ドリ車感を強調させるために派手なバイナルにしつつも、使用する色はキャラクターに合わせており一体感がある。ボンネットやリアフェンダーの『GReddy』のロゴを大きく入れているのは、D1の川畑選手が好きだからだという。奇遇ですね、2009年の岡山のケツ進入で衝撃を受けて以来彼のファンです。

 

 

ホイールは私も愛用しているSTANCE MAGIC #240の10.5J通し。このサイズに対抗するように、トキもむちむち段リム付き太ももを披露。マシンメイク、痛車デザインどれをとっても見応え抜群の完成度だが、驚く事にオーナーは現在19歳。私がその年齢の頃はアンダーLEDを虹色に光らせて大喜びをしていたのに・・・痛車界隈の未来は明るいね。

 

佐藤さん(https://twitter.com/packing_s14)

 

数ある痛車の中でも、超が付くほど有名なシロコ仕様のBNR34が九州から降臨。純正で究極の域に達している34を更に高い次元に昇華させるべく、各部をNISMO Ztune形状+Vスペ純正リアディフューザーにアップデート。各部のスムージングやワイパー撤去、加えて当時感が出るように調色したベイサイドブルーでオールペンするというこだわりっぷり。34と結婚した方がいい。

 

 

足回りはTE37VにA050を履き、R35のキャリパーとローターで武装。サラッと書いたけど程度のいい車が買える金額だかんね。運動性能を最大限に発揮できるよう、ツラや車高は足の可動域を確保。シャコタンツライチがカッコいいのは間違いないが、トータルバランスの重要性をこれでもかと言う程に体現している。オーラの泉。

 

 

一切の妥協が無いマシンメイクには『これが人生最後の痛車になってもいい!』という想いが込められており、改造車と痛車、双方の視点から見ても言葉を失う完成度。私も数多くの痛車を取材してきたが、初めて『この1台で1本書けちゃう』って謎の自信を抱いちゃいました。責任取ってくださいね(照)

 

たいしさん(https://twitter.com/taishiworks)

 

  みんな・・・俺を見てくれよ・・・

 

午後になるとサウンドコンテスト参加者が招集され、展示会場から少し離れた広場に移動する。サウンド、アピール、スペシャル部門があり、ルールやモラルを逸脱しない範囲で各々自由にアピールすることができるんだって。道徳の授業は全部見学してたから、モラルとか苦手。

 

撮影:のがみさん(https://twitter.com/nogami_49)

 

コンテスト会場はこんな感じで広場になっており、ギャラリーとは柵で隔てられているため安全性も確保されている。パフォーマー側から見ると、ギャラリーの多さや期待の眼差しで心拍数は185BPM。緊張してチャリドラーさんと震えてた(暴露)

 

 

サウンド部門は文字通り音量の競い合い。KF代表のNaokiさんのインプは銃声のような轟音を大峰高原にこだまさせた。点火カット由来であろう炸裂音は鼓膜を揺るがし、あんずちゃんの可愛さで脳を揺るがすダブルパンチ。会場内の全員虜。恋。

 

 

アピール部門はバーンアウト・定常円旋回・ドリフトなどで、とにかくギャラリーを沸かせたら優勝。コースじゃないから自分で構成を考えなきゃなんだけど、陰キャの私には『盛り上げ方』が分からない。脱ぐくらいしか頭に思い浮かばなかった自分が恥ずかしい。お母さん泣いてんぞ。

 

撮影:ITASHA VISIONさん(https://twitter.com/hermit610)

 

スペシャル部門はどんな手段を使ってもギャラリーを盛り上げればヨシ。ぱぶちぇん将軍は母国の軍歌『コンギョ』を熱唱し、合いの手を入れなければ即ミサイルという恐怖による支配で、見事会場の空気を掌握する独裁者っぷりを見せつけた。

 

 

そんなこんなで私の順番が回ってきた。ギャラリーを沸かせる最強兵器、脱糞ニキこと『まーりゃんさん』で武装して出撃。私コダワリの超カッコいいサイドビューとまーりゃんさんの真顔は、水と油くらい乖離しちゃってる。化学反応で爆発しそう。

 

撮影:ぱじさん(https://twitter.com/PAZi_BP5)

 

この煙ってタイヤスモークだと思った?いいえ、全部まーりゃんさんの屁。ライトオンしていなければ前が見えないほど、非常に濃密で濃厚。慢性鼻炎で鼻詰まっててよかった。

 

撮影:TAKUさん(https://twitter.com/TAKU3901)

 

どのくらい満足できたかって、この1枚が全てを物語ってるよね。私もまーりゃんさんも180sxもニッコニコで、ギャラリーの皆さまもみんな笑顔。大人になっても大はしゃぎできる場所って限られているから、こーゆー時間って本当に貴重ね。来年はまーりゃんさんにコスプレしてもらいます。

 

撮影:しゅしおさん(https://twitter.com/0schn)

 

撮影をして下さった皆さま、本当にありがとうございました!

 

  総括

 

完成度の高い痛車はモチロン、ボーボボ仕様のようにネタに振った痛車、ワンデイ仕様のライトな痛車、さらには私のようにハチマキだけでも気軽に参加することができる。ビギナーさんも全く心配はいらない。

 

 

さらにはコース内撮影・サウンドコンテストといった刺激的な催しや、たくさんのアワードが用意されているため、興奮と緊張でドキドキしっぱなし。痛車イベは時間を持て余すことが多いが、この日はあっという間に終わってしまった。

 

 

大袈裟ではなく私が参加した痛車イベントの中でトップクラスに楽しかったため、今回参加を見送ってしまった方は来年迷わずにエントリーしてほしい。

 

  さすがに宣伝してもいいよね?

 

イベント終了後1週間で記事を書きあげるという、怠惰な私にしては頑張った方だと思うから、国士無双列伝のグッズを宣伝してもいいよね。いいよ。


と、いう事で新作貼札をオンライン授与所にて絶賛販売中です!

 

 

特にオススメなのが、モータースポーツのマストアイテムである牽引ステッカー!痛車で競技をやっているならば、是非とも貼っていただきたい1枚です。着用イメージはこんな感じ。これでもう引っ張り放題。

 

 

在庫もそれぞれ半分を切っておりますので、気になる方は是非お早目にお買い求めください!

 

 

おわり