【大作「樹」/珠州市の寺院】
奥能登を襲った震度6強の地震から3週間が経ちました。住宅の全壊が25棟、一部破損が636棟以上。珠洲では高齢化、過疎化が深刻な問題も重なり、被災者は不安な日々を過ごしています。
過日、珠洲市若山町にある昌樹寺を訪れました。故井舟哲全住職(元水産高校校長)から揮毫の依頼があった書が額装され本堂に飾られたことを知り、子息や檀家総代と作品を鑑賞してきました。
''作品をみると元気が出る''。このコトバは作り手として励みになります。故人とも交流関係がわかる大作となりました。
珠州ではボランティアの輪が今、樹木のように広がっています。群発地震の終息と復興を願うばかりです。