シャルール
父ゼンノロブロイ(サンデーサイレンス系)
母グレイトフィーヴァー
母父カルドゥン(カロ系)
母母父シンプリーグレート(ミルリーフ系)
ヴィクトリアマイル18着が隠れ蓑になれば……
恐らく人気が予想されるシャルールの父はゼンノロブロイ。ダートも得意な様にパワータイプ。母系はかなりヨーロピアン。特にカロ系は産駒に大きな影響を与え、マイルから中距離で産駒に持続力を与える。母母父もミルリーフ系でスタミナや底力を補強。斬れ味よりもスタミナ勝負やパワー勝負に向くタイプ。
シャルールは北大路特別(京都1800m)で本格化。平均ペースを後方から一気に突き抜けた。ゴールまで長くいい脚を使い、止まっていない先行勢を飲み込んだ。そして初音S(東京1800m)で内枠から先行、堪えきれない程の手応えで直線を向き、残り400mでゴーサインが出されると瞬時に反応し一気に抜けた。
ほぼこれが完成形だろう。長くいい脚を使えるがディープインパクト産駒の様な一瞬の爆発力はない。クラスが上がれば上がるほど後ろからでは届かない可能性も高く、好位から長くいい脚を繰り出せば後続の馬は手も足も出ない。しかも東京の様な下りで加速出来ない競馬場で、追い出しを待って一瞬で抜ける反応の良さは内で詰まっても脚を使える、不利は少ない。
福島牝馬S(福島1800m)は不利な大外。しかもスローペースで前、内が有利な状況。横山典もかなり工夫して距離ロスなく乗り、4角まで内、直線は大外一気の形。ただ1頭大外から強烈な末脚で迫ったが2着。負けて強しと言える内容だった。
ヴィクトリアマイル(東京1600m)は真っ向勝負だったが、全く見せ場なくビリ。何かあったのか、と思うほど手応えがなかったが、超高速決着でダート的なスプリント能力が問われるレースは不向き。
ヴィクトリアマイルがなければ間違いなく一番人気になっている。ヴィクトリアマイルの敗戦があったからこそ、そこそこ買えるオッズになる、と前向きにとらえたい。先行力もあるだけに内枠が望ましい、大外とかでなければどこの枠でも問題ない自在性はある。馬名の通り、こちらも情熱を持って応援したい。
☆一瞬の脚はないが、反応の良さ、洋芝適性で札幌小回りは全く問題ない。
☆距離を克服できれば、脚質的にエリザベス女王杯(京都2200m)でも面白い。