ニシノラッシュ
父サクラバクシンオー(テスコボーイ系)
母父シルヴァーホーク(ロベルト系)



どうも昨年のNHKマイル(東京1600m)組が不調だ。1着クラリティスカイは深いトンネルの中、2着アルビアーノはスワンS(京都1400m)を勝って気を吐いたが、3着ミュゼスルタンは芝を諦めダートへ。4着アヴニールマルシェは母方の難しい脚質もあってか伸びきれず、一番人気で5着だったグランシルクは降級でようやく人気に応えた。

そのNHKマイル組の中でも一際目を引いたのがニシノラッシュだ。母方はスタミナありそうな血統なのだが、父はサクラバクシンオー。血統を考えても1400mまで、実際そこまでの成績も1200-1400mベストで1600mは長い、と言った印象だった。

結局NHKマイルでは8着。結果、距離は長かったのだが、4コーナーから直線に向く辺りでは抜群の手応えで、完全にやられたと馬券を買わなかった事後悔しきり。 負けたが距離短縮すれば重賞にも充分手が届く馬だと注目していた。

しかしその後は鳴かず飛ばず。きっちり7ヶ月休養し出走した舞子特別(阪神1400m)。楽な感じで先行し押しきれるかと思いきや、伸びきれずに4着。休み明けor1F長い雰囲気。期待され一番人気で迎えたフィリピンT(中京1200m)は出負けから外を追い上げる展開。直線は苦しいのかフラフラと外にいったり……4着。中身がしっかりできていなかった2戦目。ここが勝負の叩き3戦目。ここはしっかり勝ちきりたい。






ヤングマンパワー
父スニッツェル(デインヒル系)
母父サンデーサイレンス(サンデーサイレンス系)

スニッツェルはダンチヒ系らしく高速馬場にも強い。1400-1800mをパワーで押しきるタイプ。母父サンデーサイレンスだけに高速馬場適性に斬れも加わる。まさに関屋記念にピッタリな本馬。

昨年印を回せなかった理由は、NHKマイル(東京1600m)まで見せていた掛かり癖が酷く、前へ着けれなかった事。オープンクラスまで上がれば斬れでは敵わない。前へ着けて勝負しないといけないのに掛かってしまう、1完歩毎に伸びる末脚を活かすためには好位付けが必要。まあ、昨年の関屋記念では外枠でも全く掛からず先行して穴を出された訳だが。今年は福島民放杯(福島2000m)、初の2000mでも上手に競馬し、折り合いの心配はほぼなくなり、完成形に近づいた。昨年3着以上を望める状態。



マジックタイム
父ハーツクライ(サンデーサイレンス系)
母父ブライアンズタイム(ロベルト系)

ハーツクライ×ブライアンズタイム×サドラーズウェルズ。字面的にかなり重く函館2600mでも走るのか?と思える血統構成な本馬。実際の距離適性はマイルなのだが、かなりのパワー型と言うのは間違いない。

追えば追うほど末脚を伸ばすタイプ。小回りよりは広いコースで買い。そんな本馬が鞍上が上手く乗ったとは言え小回りのダービー卿CT(中山1600m)を制覇。ストレイトガールしか適性ある馬がいないのでは?と思える程の超高速馬場のヴィクトリアマイル(東京1600m)でも6着。これだけ欧州寄りのパワー型であの馬場をこなしたのは力をつけてる証拠。新潟もどんどん高速馬場に向かっていくが、ヴィクトリアマイルを1:32:1で走れれば全く問題ない。と言うか、新潟は2着を外していない巧者。






新潟5レース(新潟1800m)新馬戦。
◎9ハレカイ
○10ホウオウパフューム
▲4ランガディア

新潟5レース予想


で臨んだ一戦。スタートで中枠辺りが揃って出負け。その中に本命のハレカイ、この馬は前目でないと勝ち負けに加われないイメージだったので終了。内の方へ目を移すとランガディアは内枠を活かして先行。新潟外回りらしいスローペースの競馬。

直線は一団。ランガディアは完全に閉じ込められ、外に進路を求めるがホウオウパフュームが外から蓋。それならばと内に行くが全く動けず。躓く様な素振りも見せるほど密集していた。この時点でラスト300m。ラスト200mでバテた馬の間隙を突いてようやく追い出し。そこから鋭い脚を使って差しきり。こんな展開だったのであまり意味が無い事だが、上がり3Fは34.2秒。



前半の先行力、直線入り口の手応えを見ても1800mは守備範囲。全く動けない状態からラスト200mで決めきれる反応の良さ、瞬発力はA級。血統的なイメージからも長い距離にシフトしていくよりはこのまま1600-2000m辺りで活躍しそう。1600m辺りがベストだからこそ、あそこまで脚を溜めて最後伸びきれた可能性もある、逆に早目に抜け出しても最後詰め寄られた可能性もある。

狭くてもへこたれない根性、素晴らしい決め脚、新潟2歳S(新潟1600m)で楽しみな1頭が現れた。