レッドアンシェル
父マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス系)
母スタイルリスティック
母父ストームキャット(ストームバード系)
母母父シルヴァーホーク(ロベルト系)



レッドアンシェルの父はマンハッタンカフェ。年々活躍馬は減っているがコンスタントに走る馬を輩出し、今年も重賞で産駒のルージュバックとクイーンズリングが気を吐いた。サンデーサイレンス系の中では母父がリボー系と重厚なマンハッタンカフェだけに、牡馬だと逃げのジョーカプチーノや追い込み一手のショウナンマイティ等硬質なタイプが多く、柔軟性のある牝馬の活躍馬が今は多い。亡くなったマンハッタンカフェ、2015年種付けした仔が最後。

母父はサンデーサイレンス系と相性が良いストームキャット。父マンハッタンカフェ、母父ストームキャットの活躍馬と言えば先程挙げたショウナンマイティ。レッドアンシェルも是非活躍してマンハッタンカフェの後継馬となって欲しい。



レッドアンシェルは札幌でデビュー。雨が降りしきる札幌1500m稍重。スタートを決めると3番手で控える。勝負所で外から動きだし、先頭に並び掛けながら直線へ。

直線に入ると一気に加速。素晴らしい瞬発力で後続を置き去り。四角でジワジワと先頭に並び掛ける雰囲気を見ると反応がイマイチなのか?と言う感じだったが、鞍上に従順なのだろう。直線に入るまで本気を出さなかった。瞬発力も素晴らしかったが、スピードをコントロールする気性も素晴らしい。

2戦目はもみじ賞(京都1400m)。タフな札幌の稍重だった初戦とは打って変わって京都の高速馬場。スタートすると200m過ぎた辺りで不利を受け少し後ろに下がる。内の中団につけそのまま直線へ。

直線に入ると馬場の2~3分所へ。前がガバッと空くラッキーもあり追い出し。高速馬場でも前走と変わらぬ瞬発力を披露し、一気に抜け出し2勝目。



スピードがかなりあるので距離はマイルまで。それでもコントロールも利いて最後の伸び脚に繋げている。

小回りの1500mと京都1400mしか経験しておらず初の1600mは課題。しかし初戦の上がり3Fは12.5-12.3-11.9秒、2戦目は11.5-11.6-11.3秒とゴールに向け楽に加速している。スローペースだったとは言え、1600mへの不安は少ない。タフな阪神芝コース、直線の坂は未知数だが、札幌芝の稍重を経験していて、タフな芝に対してはそこまで神経質になる必要はない。むしろ京都の軽い芝に適性を見せた事が中央で戦う面で大きい。

反応の速さと、爆発的な瞬発力。マンハッタンカフェの代表産駒になれるだけの資質はありそうだ。是非とも後継と成るべく、頑張って欲しい。