カフジプリンス
父ハーツクライ(サンデーサイレンス系)
母ギンザフローラル
母父シンボリクリスエス(ロベルト系)
母母父シーキングザゴールド(ミスタープロスペクター系)



カフジプリンスの父はハーツクライ。サンデーサイレンスの良さを受け継ぎながら、母アイリッシュダンス(父トニービン)の色を濃く継いだ種牡馬。仕上がりの早さもあり、成長力もある万能タイプ
。息の長い末脚が武器ではあるが、勝率は直線長いコースよりも、函館札幌の洋芝コースの方が高い辺りにトニービン臭さが出ている。

母父シンボリクリスエスは芝ダート兼用のパワー型。大柄で不器用なタイプが多く、広い新潟コースが得意。ロベルト系らしくエピファネイアの様な超大物も輩出。

父、母父ともにどちらかと言えばパワータイプ。タフな芝でも坂でも力負けしないイメージ。今開催の阪神芝はいつもよりすこし軽いイメージだが、台風の影響で今週末はタフな芝になりそうな感じ。住んでる人にとって台風は迷惑千万だろうが馬券的にカフジプリンスは狙い目、である。



まずはカフジプリンス、大寒桜賞(中京2200m)の走り。スタートあまりよくなく、大外枠もあって無理せず下げた。道中は内でじっと溜める。3コーナー辺りからレッドエルディストが大外からポジションを上げて行くのを見ながらカフジプリンスも外に出す機会を伺う。直線のレッドエルディストは矢の様な伸び。カフジプリンスはレッドエルディストの影を追う様に外に出して追撃。追えども×2差は詰まらず、多少狭い所もあったがまともにやってもレッドエルディストには勝てない内容で4着。

次走の新緑賞(東京2300m)は順当勝ち。最内枠だったが、前目につけて好位から抜け出す器用さを見せた。窮屈な競馬で、ラスト300mから追われて楽に抜け出した辺り、ここは力が違った。

休み明けの阿寒湖特別(札幌2600m)は結果から言うと2着を0.8秒も突き放す大楽勝。3コーナー辺りではまだエンジンが暖まっていなかったが、4コーナーからエンジンが掛かると大外を膨らみつつもブン回し、直線は楽な感じで内を交わして、後は突き放す一方。

同条件の丹頂S(札幌2600m)は一番人気で6着。阿寒湖特別54㎏→丹頂S51㎏とハンデも楽になり後は相手関係だけ、と言ったところだったが。前半1000mが61.7秒とそこまで遅くない流れで縦長の馬群、そこから1000mが63.6秒と更に遅いのに縦長。逃げた池添が上手いと言うよりも鞍上の菱田が下手。これほどのスローペースでもラスト800mまで急がず騒がずの騎乗。更に後ろにいたプロレタリアトに外から先に動かれポジションが更に悪くなる、断然の一番人気にしてはお粗末な騎乗。直線猛然と追い上げ、脚を余しての敗戦。上がり最速タイの35.8秒も、逃げたヤマカツライデンも35.8秒、差せる訳がない。


東京の新緑賞を見るとそこそこ器用さもあるのだなと思えるが、阿寒湖特別の4角での膨らみをみると小回りよりは広いコースの方が合う。

強烈に速い脚は無さそうなので、ある程度前で勝負してくれる鞍上に変われば面白い。希望は浜中、福永辺り。