アイルハヴアナザー
父フラワーアレイ(フォーティナイナー系)
母アーチズギャルエディット
母父アーチ(ロベルト系)
母母父プレザントタップ(リボー系)



めちゃくちゃ格好いい名前、だと思ったら「おかわり」と言う意味らしい……おかわり君かい。

幻の三冠馬と言われたアイルハヴアナザー。サンタアニタダービー(サンタアニタD1800m)、ケンタッキーダービー(チャーチルダウンズD2000m)、プリークネスS(ピムリコD1900m)とG13連勝を決めて最後の1冠ベルモントS(ベルモントD2400m)前に屈腱炎で引退。

アイルハヴアナザーはフォーティナイナーの血統だが、父フラワーアレイの母プリンセスオリヴィアはマイルC(京都1600m)を勝ったトーセンラーや天皇賞秋(東京2000m)を勝ったスピルバーグを輩出、日本では芝一族。ダート1200mをスピードで押しきるフォーティナイナー系とは一線を画す存在。

更に母系は気合の入った血統。母父アーチに母母父プレザントタップとロベルト系×リボー系とかなりパワーやスタミナに特化したタイプ。

父としてのアイルハヴアナザーは、主張の強い血統の組み合わせなので、産駒のタイプは大きく割れる。

芝ならば1600-2000m。高速馬場に強く、根幹距離で強い産駒が出る。ただ超大物は2000-2400mタイプで、日本でも海外でも走れるだけのポテンシャルを持つ。サンデーサイレンス系の牝馬との配合で超大物の誕生も期待できるだけの血統的下地はある。フォーティナイナーの特徴が出れば勝ち上がり率は上がるし、アーチやプレザントタップの影響が大きければモタモタして未勝利を勝ち上がれない仔も出る。

母系のパワーが出ればダートも走れる。距離の融通は利きそうもないが、1600-2100m位はこなせる。芝程の大物は期待出来ないが、それなりにこなしてきそうだ。

中距離に特化した配合と言えるので函館や福島1200mは苦しい。スケールの大きい配合なので小回りで小脚を使えるイメージはない。新潟の1400mや1600m辺りで勝ち上がれるか?そこで勝ち上がれる程に、完成度が高く、スピードある仔はクラシック戦線に乗ってくる。

サンデーサイレンス系よりは仕上がり遅く、2歳戦前半では苦戦しそうだが、出走距離の幅が出てくる秋シーズンに本良発揮してくるので、東京、京都、阪神の広いコースが勝負の場。クラシックシーズンで仕上がってくるタイプも多く、ダービーに出走してくる馬も出る。古馬になり4歳秋辺りに完成し、天皇賞秋(東京2000m)やジャパンC(東京2400m)で好走し一皮むけるタイプもいる。

良く言えばスケールが大きく、悪く言えば器用さのないタイプ。力任せの競馬は、しなやかなディープインパクトとは少し違うタイプと言える。全く違う競馬でディープインパクトの牙城を崩すのは、アイルハヴアナザーかもしれない。



あくまで予想ですが。