マジックタイム
父ハーツクライ(サンデーサイレンス系)
母タイムウィルテル
母父ブライアンズタイム(ロベルト系)



マジックタイムの父ハーツクライは晩成の系統。ハーツクライ産駒は母系が軽ければ3歳からG1でも戦えるが、基本4歳辺りから強くなる。牝馬は1400-1800m辺りが適距離で牡馬は1800-2400m。本馬は母父ブライアンズタイムで母母父サドラーズウェルズ。母系は主流血脈だが重くスタミナに傾倒してる配合。父、母父共に叩き上げで使って使って強くなる感じを受ける。

3歳時、クイーンCで2着し期待を集めたがその期待に応えれず。休んで条件戦から出直し。安定しない成績だったが、昨年秋復帰してからは全て連対。特筆すべきは前走ダービー卿CT(中山1600m)。本馬はエンジンの掛かりがスムーズではなく、ゴール前が一番いい脚、追って追ってギアをトップに入れるタイプ。直線は長い方が良く、軽ハンデでも中山は向かない。

しかし、シュタルケが内を上手く捌いたこともあるが、直線3F11.1-11.5-11.9秒=34.5秒のスローペースを33.8秒の末脚で差しきり。短い中山の直線で坂の途中で前を捉え、突き放しての完勝は予想を裏切る好走。ある程度一瞬の脚を身につけ、晩成血が本格化した。

本番、ヴィクトリアマイル(東京1600m)はG1馬も多数登録しており人気にはならないだろう。ハンデは53→55㎏で増えるが中山から得意の東京にコース替わり。パンパンの良馬場よりは少し渋った方が走る。週中の雨で多少なりとも馬場に湿り気があるのはプラス。鞍上は前で勝負するタイプのボウマンだけに内枠が欲しい。馬番4~6辺りを取れたら思いきって勝負したい。