ヴィータファン
父マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス系)
母オカノハーモニー
母父ロドリゴデトリアーノ(ノーザンダンサー系)

どんな馬場でも走れる父マンハッタンカフェに、堅実だがここ一番の爆発力のないロドリゴデトリアーノの配合。母母父はパワーとスタミナのミルジョージで中山や阪神等、パワーの要る馬場に強いタイプ。ミスタープロスペクターの血もなく、スピード不足なのか?とも思える配合。



ヴィータファンは中山1800mでデビュー。5.1倍とは言え、一番人気。血統が地味でも一番人気に推されてる辺り、調教が良かったのだろう。ヴィータファンはその一番人気の支持に応える走りを見せる。無難なスタートから内の4番手。掛かり気味とも思える抜群の行きっぷりで追走。前半1000mが62.4秒のスローペース。そのまま直線へ。

直線はそのまま内を突く。追われるとなかなかよい反応。先頭に並び掛け、坂下で鞭を入れられると鋭く伸びる。一気に交わし去り優勝。そこまで軽さを感じない血統で初戦勝ちは見事。抜け出す脚も速く、一番鋭かったラスト200mは11.5秒。素質を感じる走りだった。


2戦目は半年空けて同じ中山1800m。今回も無難なスタート。新馬戦より1000m通過が1秒速い61.1秒。それでもスローペースなのだが新馬戦の様な抜群の行きっぷりがない。良く捉えれば大人になったとも言えるが、仕上がり途上とも捉えられる走り。

直線入っても初戦のような弾けっぷりはなくジリジリと脚を伸ばして終了。それでも7着。

馬体は初戦より減っていて仕上がりは悪くなかったとは思うが、道中の行きっぷりが悪く仕上がりの面で物足りなかったのでは。半年ぶりを叩いて初戦の状態に戻れば、このメンバーなら勝ち負けになりそう。ディープインパクト産駒のような派手さはないが、好位から中山なら充分鋭い脚を堅実に使えて馬券になりそう。出来れば内枠で狙いたい。



キングライオン
父キティンジョイ(サドラーズウェルズ系)
母アビットオブプレジャー
母父ハイイールド(ストームバード系)

サドラーズウェルズ系×ストームバード系の配合で硬質、柔軟性を感じない。ダートでも良さそうだが芝でも力任せに競馬すれば強そうな血統。

血統通りズブい。初戦も逃げて勝ったが岩田に押されて押されての逃げ。2着は共同通信杯(東京1800m)を勝ったディーマジェスティ。その後はぱっとしない走り。前走マーガレットS(阪神1400m)は道中、押しても押しても追走に苦労。直線もジリジリとした伸び。

血統的にもそういうタイプなのだが、ここで距離を伸ばして来たのは正解かも。2000mなら追走も楽になるだろうし、スタミナさえ持てば直線も伸びる。サドラーズウェルズの血統とは言え、母系はスピード寄り、2000mならギリギリ持つ。今はスタミナの問題よりも道中のズブさと直線のジリ脚の方が問題なので距離延長でそれが解決すれば。積極的な騎手で早目に動く形が取れれば2、3着辺りには来そう。勿論人気が無い前提で狙いたい。