シャイニープリンス
父キングヘイロー(リファール系)
母ダイタクピア
母父リンドシェーバー(レイズアネイティヴ系)



父はクラシック勝利を期待され、王道を歩んだが無冠。皐月賞(中山2000m)は2着。その後もマイル~中距離でそこそこ強さを見せていたがG1では勝ちきれず。しかし高松宮記念(中京1200m)を優勝。菊花賞(京都3000m)5着やマイルカップ(京都1600m)2着等、距離不問で走れていて能力のベースは相当高いのだろう。しかしひねくれ者で真面目に走らない為、息を抜かせないスプリントで花開いたと思われる。その初G1勝利もフェブラリーS(東京D1600m)だ15着と惨敗した後。4番人気でのものだった。ひねくれている。

母方は母方リンドシェーバーと少し古い雰囲気は否めない血統だが、母母母にネヴァーイチバン。往年のフォンなら泣いて喜ぶ快速馬でもあり希代の癖馬でもあるダイタクヘリオスの母である。筋の通った血統だ。



流石キングヘイロー産駒だけあってムラのある競争成績。とはいっても元は末脚一手の脚質だった、それが安定しない原因の一つなのだが。
今はもう少し前で競馬出来るようになっている。富士S(東京1600m)でも2着、3着しているようにG3で勝ち負けする力はある。東京の重賞でも勝ち負けしているように東京は苦手ではない。反応もなかなか速く、斬れる脚もあってゴール前まで伸びきっている。しかし本馬の本当に速い脚は150-200mしか続かない。だからどうしてもゴール前で更に伸びる東京向きの馬には勝てないのだ。

今回は中山1600m。その一瞬の脚を活かせば勝ちきれる。前走休み明けの東風Sは4着。端に立つような抜群のスタートを決め、そこから進んでいかず内の7番手。3コーナー辺りから反応が悪くポジションが悪くなる。直線は内をついたが前が詰まる、馬群を割って伸びたが追いづらそうな感じで伸びきれなかった。

3コーナー辺りでモタモタしたのは休み明けの影響だろう、もともとコーナーで遅れる馬ではない。そこでポジションが悪くなり直線で詰まる原因を作ったのだから、叩いてそこが解消されれば。反応も速いし内枠や馬群も苦にしないので一瞬の脚を活かせる内枠に入れば勝機。父系、母系からも老いてなお盛んな血統。ここを勝てばこの先も楽しみだ。