今回のフラワーC(中山1800m)は登録馬31頭、内1勝馬が29頭。出走するのも大変。
ヨシノザクラ
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)
母アジアンミーティア
母父アンブライドルド(ファピアノ系)
ディープインパクトはスーパーサイヤー。全兄にダコールがいる。兄と同じ内回りの中距離で活躍が見込めそう。
ヨシノザクラは東京1800mでデビュー。スタートを決め中団内目を追走。直線は外に出して追い込む。反応の速さはなかなかで直ぐにエンジンが掛かったがラスト200mの伸びはイマイチで3着。津村が普通に乗って、直線も行き場がなくカニ歩きしてロスの多い競馬だったが全兄ダコールのイメージとしては少し物足りない結果だった。
2戦目は中山1800m。戸崎に乗り替わり。スタートを決めて今度は中団前につける。3コーナーから少しづつ前との距離を詰め直線を向く。外から一番人気のブレイクマイハートが凄い勢いで外を追い上げて来るが戸崎は追い出しを待つ余裕。ラスト250mで気合いをつけて追い出されると鋭く反応。楽に抜け出しゴールまで危なげない伸び脚で完勝。
全兄ダコールと同じく小回りでこそのタイプか。抜ける脚の速さは流石ディープインパクト産駒。東京をこなす程の長い脚は今はない。器用さと反応の速さからフラワーCでも充分勝負になるとみた。
フェイズベロシティ
父キングカメハメハ(キングマンボ系)
母スペシャルグルーヴ
母父スペシャルウィーク(サンデーサイレンス系)
母スペシャルグルーヴ、血統に詳しい人や勘のいい人はピンと来てるかも知れないが、名牝エアグルーヴの孫である。もともと日本で育った牝系にトニービンを配合し生まれたエアグルーヴ。フレンチデュピティを1代はさんでスペシャルウィークを配合。スペシャルウィークの牝系も日本を代表するスタミナと和合性を持った系統。日本最高の牝系と言っても過言ではない。
本馬は東京1600.1800.1800mと使われているがとにかく道中モタモタしている。しかし1度エンジンが掛かれば長くいい脚を繰り出す。2戦目までは鞍上戸崎も強く促さず馬任せで外を無理なく追い込む競馬だったが、3戦目は勝ちに行く競馬。道中から気合いをつけてかなりズブいながらも中団をキープ。直線は馬群に突っ込むが進路がなくラスト200m辺りまで動けず。そこから進路が空いてラスト200mで一気の決め脚で差しきり、血統の強さを見せつけた。
3戦共に東京コース、しかも東京ですらズブさを見せており器用さを求められる中山コースは合いそうもない。しかし3戦目で見せた決め脚はなかなか。合わないコースで馬券圏内に入るようなら距離延びたフローラS(東京2000m)やオークス(東京2400m)、晩成な血統からエリザベス女王杯(京都2200m)等で楽しみな1頭だ。