◎5ベルーフ
○6レッドソロモン
▲9アルバートドック
△1ミコラソン
△2サトノラーゼン




菊花賞の枠順が発表され、速くなりそうだなと思った第一印象。それでもミュゼエイリアンはどうせ大逃げだから関係ない。本命はミュゼエイリアンでいいと思っていた。思っていたがスピリッツミノルとリアファル、大外2頭が並走して前に出てくる事を考えたらミュゼエイリアンも無事では済まない訳で。

菊花賞ここ十年のレースの上がり最速は昨年の34.9秒、最遅が8年前の36.2秒。平均が35.7秒。上がり最速のレースは人気薄のサングラスとシャンパーニュが内から飛びだしすぐに隊列が決まった。上がり最遅のレースはマンハッタンスカイが8番から好発。しかし外枠17番からメジロファンの夢を乗せて「ラストステイヤー」ホクトスルタンが一気に先頭へ。そこへ18番から皐月賞馬ヴィクトリーが抑えきれずに2番手へ。そこへサンツェッペリンが絡んで4頭が馬群を離してレースを引っ張った。

今回のレースはこの上がりがかかったレースと枠順が酷似している。8番ミュゼエイリアンがまず逃げる。外から馬なりor多少促しながらリアファルが前へ。その後大外スピリッツミノルが押して×2端を奪いに来る。リアファルはある程度のポジションを取れれば控えるだろうがスピリッツミノルは最後の一冠、多少の無理はしてくる。スピリッツミノルとミュゼエイリアンはある程度速くなる。リアファルも外枠からポジションを取りに来るはずなので主導権争いに巻き込まれる。芝で競られた経験のないリアファルだけに折り合えるか不安だ。折り合いに問題のない、長く脚を使えるタイプが馬券になる。

血統的に参考にするならやはり上がりが最遅の8年前の菊花賞か。1着アサクサキングスはホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール系×サンデーサイレンス系。2着アルナスラインはアドマイヤベガ×エルグランセニョール=サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系。3着ロックドゥカンブはレッドランサム×フェアリーキング=ロベルト系×ノーザンダンサー系。大きく括れば父か母父がノーザンダンサー系とヘイルトゥリーズン系の組み合わせ。京都の高速馬場に適応出来るヘイルトゥリーズン系、上がりが掛かってもしっかり伸びるノーザンダンサー系の組み合わせがしっくり来たのか。

いずれ平均~ハイペースで見応えのある菊花賞になりそうだ。



◎ベルーフはハービンジャー×サンデーサイレンス。父はハービンジャー。キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを大差で勝った名馬。祖母ゴールデンサッシュはステイゴールドの母。ゴールデンサッシュの父はディクタス、欧州ステイヤーの血が唸る。初春の京成杯(中山2000m)は豪脚で後方から差しきり。スプリングS(中山1800m)、皐月賞(中山2000m)と結果が出なかったが、休養明けの小倉記念(小倉2000m)で古馬に混じって2着。セントライト記念(中山2200m)は前残りのペースに泣かされ伸びきれず。好走した京成杯の上がりが35.7秒、小倉記念は36.3秒。ノーザンダンサー系らしく上がりが掛かって好走出来るタイプ。セントライト記念もグイグイねじ伏せる様な伸び脚。まさに自分のイメージしてる今回の菊花賞にぴったり。枠順も良く流れに乗ってしっかり伸びれば。



○レッドソロモンはメイショウサムソン×ガルチ。父メイショウサムソンは欧州の名馬サドラーズウェルズ~オペラハウスの血を引く中距離馬。母父ガルチは短距離ダート血統。軽そうな母父だが祖母はキーフライヤー、曾祖母の名にキーパートナーの名が。キーパートナーはダンスインザダークの祖母。と言うことはキーフライヤーはダンスインザダークの母ダンシングキイと全姉妹。当然スタミナ豊富な母系なのである。レッドソロモンは小回り向きで上がりの掛かる展開向きだ。好走時は上がりが36秒以上かかっている。だからそこまで菊花賞で推せるタイプではない。しかし休み明けのオールスター(札幌2000m)でしぶといレースで3着。このレースは1600万下で今時期古馬と渡り合える能力はなかなか。トライアルの神戸新聞杯(阪神2400m)は真逆の展開、レースの上がり34.1秒と速い上がりの競馬で6着。不向きな展開の割に思いの外頑張れた。今回の菊花賞、上がりの掛かる展開になればこの馬の得意パターン。しかし父メイショウサムソンではスタミナに不安が。母系にどこまでスタミナがあるかにかかっている。後は鞍上強化で粘り込みを狙う。



▲アルバートドックはディープインパクト×アンユージュアルヒート。アンユージュアルヒートはヌレイエフ系。ディープインパクト×ヌレイエフ系はニックス、相性が良い。血統的にステイヤーではない。上記2頭とは毛色の違う斬れ味タイプ。春は今一歩足りずにクラシックには出れなかった。しかし完成途上の素質馬と言う臭いがプンプン。春は賞金を加算し休養。休み明けの神戸新聞杯は入れ込みがキツくレースの大半を引っ掛かって消耗し7着。これだけ引っ掛かって7着するこの底力は凄いと思う。これだけの素質馬なのに一度大敗しただけでなんと13番人気(笑)速いペースでも折り合いの不安はつきまとう。それでも後方で折り合い、一気に突き抜けるとしたらこの馬しかないなと思った。ま、オッズに釣られてるのは間違いないですが(笑)



△ミコラソンはダイワメジャー×トニービン。このまま字面だけ見るとマイル~中距離馬。しかし祖母はパシフィカス。ナリタブライアンの母でありその血を継いでいれば楽しみな存在なのだが未だ500万下すら勝ち上がれない。今のところジリ脚の中距離馬だが、良く言えば距離延びて良さが出そう。どのレースでも最後までジリジリ伸びてるのだが距離が足りなくて伸び脚足りない様に見えるのか、それともただのスピード不足なのかが分からない。今回のレースには本格派ステイヤーがいないと個人的に思う。その本格派ステイヤー枠に推したい。
どっかからスルスルと伸びて2着のレッドソロモン辺りを交わす、鞍上とのイメージも合う。「武は武でも幸四郎だ」とかの実況期待。


△サトノラーゼンはディープインパクト×インティカヴ。ディープインパクト産駒は菊花賞と相性が良くない。やはり上がり3F35秒以上かかるレースには合わないと言うこと。それでも母父の力を借りていつかは克服してくるだろう。本馬にはそれだけの力はある。内枠を利して立ち回れば。今回何度も惨敗のセントライト記念を見たが、終始内を回って直線外に出したレース振りはあの時期の中山なら伸びてくる乗り方。全く伸びなかったのは不思議、余程前残りがキツいレースだったのか体調が悪かったのか。これは所詮トライアル、本番で中山→京都に替われば巻き返すものだと思っていたが、やはり上がり35秒後半に突入するレースになればベルーフに比べると一枚落ちる様にも思える。ゆったり流れればやはり有力。




単複5

馬連5-1.2.6.9

ワイド5-1.2.6.9