想像以上にペースが緩くて淡々と流れたセントライト記念。行った×2の展開になり、内で脚を溜めれた実績不足の1、2番が掲示板に。オッズ以上に力差がなかったのだな、と言った印象。いつもならペースが上がるラスト1000-800mでも全くペースが上がらず12.5-12.6秒と落ち着いた流れ。これでは外を回った馬や差し馬に出番はない。展開の綾を壊せるだけの馬もいなかった様で、そこは残念だ。
スローペースは予想できても、ラスト3F勝負になることまで読めなかった私の予想はもっと残念だ。当然私の予想は、外枠の差し馬以上に出番はなかった。
◎ベルーフは好スタートからいつもより前の中団辺りで競馬。このペースではベストと思える位置取りから、勝負所の4コーナーでは外に出して追撃。しかしジリジリとした伸び脚で5着。
父ハービンジャーと言うか、ノーザンダンサー系の弱さが露呈。瞬発力を要求されると辛い。個人的な意見だが中途半端に前へいくと末脚の破壊力が落ちる印象。次は溜めて欲しいが瞬発力が無いため後ろからでは間に合わないジレンマ。後ろからでも間に合う=ハイペースの差し競馬待ちか。
菊花賞で勝ち負けするには雨等、馬場の助けが必要な気がする。
○ブランドベルグはまずまずのスタートを切ったが。この前終了したドラマ「デスノート」の夜神月風に言えば「松田の馬鹿が…」 ガッチリ抑えて後ろから。いずれ今日のラスト3F勝負の展開では良さが出なかったと思えるが、前に行く脚があるのだから3番手につけてれば。スローペース向きのビュンとした脚を使えるレッドライジェルですら間に合わなかったのだから、長くいい脚が持ち味のブランドベルグには辛すぎた。
ここはノーカウントでいいだろう。後ろからでは良さが出にくいので鞍上替わりや、有力馬が前にいる前掛かりの展開で狙いたい。乗り慣れた藤岡兄に戻して欲しい。5着に負けたラジオNIKKEIでもやるべき事はやっていた。
菊花賞で勝ち負けするには最内に入り鞍上に「詰まるの嫌だから先行しないと」、と思わせる必要がある。そこから早目先頭なら一変もありえる。
▲サトノラーゼンは無難なスタートから7番手辺りを追走。道中インを回って4コーナーでは外へ。一番人気としては完璧な乗り方で直線へ。少し詰まるところもあったが直線半ばで前が開いた。しかしそこから全く伸びずに敗退。
決め脚があるのでペースは問題ないはず。体調や硬くない馬場が敗因か? 敗因が分からないのはエリートタイプのディープインパクト産駒にとっては危険信号、このままズルズルと勝てなくなるタイプが多いだけに。気性も良くポジションも取りに行ける本馬の惨敗で菊花賞路線は混沌としてきた。
菊花賞は京都特有の硬く速い馬場。中山の緩い馬場が敗因ならそれだけで一変するだろう。
△ミュゼエイリアンはスタートから出して行き端へ。大逃げするかと思ったが抑えてゆったりとした逃げ。誰もプレッシャーを掛けて来ない流れで直線へ。坂を駆け上がるまではキタサンブラックと並んでいたが、最後に交わされ2着。
単勝しか買ってねーぜ、という自分の嘆きはともかく、ゆったり逃げても決め手で勝てない。菊花賞でもとりあえず楽しみになった。
菊花賞で勝ち負けするにはサンデーサイレンス系の決め手を封じる工夫が必要。京都の向こう正面でかなり早目に動くか、大逃げ。そこは長距離の魔術師、横山典に任せたい。