おはようございます。木枯らしぴゅーぴゅー。秋田は冬の足音がはっきりと聞こえてきました。もう16:00過ぎたら外は真っ暗ですからね。
唐突ですが秋田は鬱になる人が多い県です。色々と原因について言われてますが、秋田人はもともと人見知り&恥ずかしがり屋であまり話すのが得意じゃないという地域性は間違いなくあります。寒いから言葉少なに話すというのもありますね。
人A「どさ」
人B「ゆさ」
これは有名な秋田人のやりとり。秋田ではこれで会話が成立してます(笑)
人A「どこ行くの?」
人B「温泉(お風呂)に入りに行く」
という会話が4文字で終わるという(笑)
その他に日照時間が短い事や、冬は雪が多く日光が家に入らない事。
更に屋根からの落雪で窓ガラスが割れる事を防ぐ為に「冬囲い」を窓の外へ施すので、更に家の中は暗くなるわけです。そういう事が多分に影響してるらしいですね。
そんな晩秋の雰囲気漂う中で、山形県酒田市にラーメンを食べに嫁と二人で行ってきました。酒田市はラーメンの聖地。「あご」と言われる飛び魚の焼き干しと昆布等の出汁。スッキリとした正油ベースのスープが特徴。ラーメンと言うよりは「中華そば」と分類されるラーメンですね。
極薄のワンタンが入っている店が多いのも特徴です。中には青森にある特濃の「煮干出汁」のように濃い「あご出汁」を使ってる店もあるらしく、好きな人は好きなんでしょうが色んな意味で凄いらしいですね。友達は臭いで吐きそうになったとか(笑)
自分の地元にもスッキリとしたスープで何度も食べたくなるラーメン屋があったのですが、女将さんが亡くなって辞めちゃったんです。
それ以来、なかなかそういうラーメンに出会えてなかったんですけど、由利本荘市から酒田市まで車で小一時間かかっても通いたくなる臭くない(笑)店を見つけて再度食べに行ってきた訳です。
由利本荘市内の本荘ICから、私が生きてる内に開通するか分からない日本海沿岸自動車道(開通すれば新潟市→青森市)に乗り秋田では終点の金浦ICで降り、そこから国道7号線で酒田市に向かいます。
酒田市に入ってそこから国道112号に入り道なりに向かうと右側にあります。「三日月軒 高砂支店」さんです。

以前来たときは4、5人並んでいたのですが今日はラッキー、並びはありません。私が写真を撮るのに手間取ってる間に嫁はさっさと店内へ。足早に自分も店内へ。
店内は満席で、一人で来ていたおじさんと相席です。メニューは「中華そば」と「チャーシュー麺」の小、大、大盛のみ。シンプルな構成で優柔不断な方でも迷わなくてもOK。大はサイズで言えば普通盛り。大盛はサイズで言えば大盛、当たり前か。自分は「だからデブになる」と嫁から文句を言われながら中華そば大盛を頼み、嫁は中華そば大を注文。
常連さんは「大」とか「大盛」、「チャーシュー大」とかって注文してましたね。
注文して5分ほどで中華そばが到着。

この写真は大盛。
大はチャーシュー2枚だったので大盛はチャーシューも倍。なんか得した気分。
中華そばはチャーシュー、ネギ、メンマ、麺にスープと非常にシンプルな構成。優柔不断な方でも何から食べればいいか迷わなくてもOK。ここはやはり…う~ん何からいこうか?
まずはスープ。透き通っていて丼の底が見せそうな、すっきりとしたスープですが飛び魚出汁の奥深さを感じます。スープの奥から麺を引っ張り出します。てか、凄い麺の量!初めて大盛頼みましたが、中から麺が溢れでてきます。少食な人にはキツそうな量。
中太なストレート麺が透き通ったスープに合います。ネギやメンマが、あっさりとしたスープや麺に丁度良いアクセントを加えてくれます。そして堅めに茹でられたチャーシューはしっかり歯応えがあり旨い。懐かしい気分に浸れて、シンプルな構成だがボリュームもある。
そして麺と具を食べ終え一番最後の楽しみは、すっきりスープに少し酢を加えて飲む。これがまた旨い!
ちと大盛は多かったけど最高の昼飯を食べて、腹ごなしに酒田の山居倉庫に行きます。酒田の観光名所といえばここですね。鉄板です。と言いつつ初めて行きますが(笑)
三日月軒さんから車で10分程度走り山居倉庫に到着。駐車場は満車に近く警備員の誘導に従って車を停めます。

山居「倉庫」というくらいでもともとは米を備蓄する倉庫だったみたいです。その一部を観光客向けに解放してる様です。
一通り中を見て山形を代表する旨いお米「つや姫」でも買おうか迷いましたが、古米か新米かも分からない馬鹿舌では勿体無いと判断され購入を見送りました。勿論判断を下したのは「アレ」です。
その「アレ」がソフトクリームを食いたいと言いやがったので、写真の辺りにあるアイスクリーム屋に。自分は買い損なったつや姫のソフトクリームを食べました。

うん、何がつや姫なのか分からない。さすが馬鹿舌。なんか粒々した物が入っていたのがつや姫なのかな?
つや姫を食した(なんかエロい)その後は倉庫裏にある欅(けやき)並木に行きました。



見事かな、この風景。
哀愁漂う晩秋東北の薄暗い空と、旧き良き味のある倉庫の黒に、欅の鮮やかな赤と黄が映えます。ここは文句なくオススメです。なんだか誰かに告白したい気分にさせられました。昔あったゲームで「ときめきメモリアル」とかに出てきそうですな。
途中にあった神社でボランティアの方なのか従業員なのか、一生懸命落ち葉をかき集め拾っていました。「ご苦労様です」と勿論声をかけ………られず素通りしてしまいました。だって私、秋田人ですもの。
神社を越えたら

橋がありそこを越えたら山居倉庫を一周して正面に。もうちょっと欅並木を散歩してみたい気持ちになりましたが、それは今度新緑の時期にしたいと思い、車に乗り込み山居倉庫を後にしました。
その足でそこから近い日和山公園に行こうとしたが必殺「方向音痴」が炸裂。いつの間にか帰る道、国道112号に乗っていたのでそのまま帰宅。
山居倉庫がこんなに雰囲気良い場所だとは知らず、酒田市に来ても今まで立ち寄らなかったのは勿体無かったと至極反省。今度は季節を変えて訪れてみたいと心に誓うアベスケでした。