サングラス(牡3)
父スタチューオブリバティー(ストームバード系)
母父ダンスインザダーク(サンデーサイレンス系)





サングラスは競争馬なのに眼鏡っ子。ブリンカーの代わりにサングラスをかけてるお洒落さん。ではなく「太陽の芝」と言う意味をもった競争馬。そっちの方が意味わからんが。

父は短距離馬のスタチューオブリバティー。主戦場はダート1200~1400mのいかにもアメリカンなスピードタイプ。一本調子でとにかく自分の型にはまるかどうかが好走する基準となる馬が多い。全く菊花賞とは結び付かない種馬。

母父は菊花賞馬ダンスインザダーク。母父としてスタミナや持続力を産駒に与えるがムラ駆けのイメージが強く脚の使いどころが難しい仔が多い。

母のノッティングギャルは父ダンスインザダーク、母父ブライアンズタイムで現役時D1700mで3勝を挙げた。母となってから8頭の産駒をターフに送り出しているが、勝ち上がった産駒は少なくアテンボーイ(父アルカセット)、ノッティングボーイ(父プリサイスエンド)勝ち上がった2頭は長距離巧者。

スタミナ豊富な父アルカセットのアテンボーイは納得だが、ノッティングボーイは父プリサイスエンド。差して味のあるタイプではあるが得意距離は1800m以下。D2400mで勝ち負けするタイプではないのである。いかにノッティングギャルが自身の競争成績以上のスタミナを持ってるかわかる。

スタミナの塊と言える母を持つサングラス。型にハマれば距離云々ではないストームバード系の父。スタミナ豊富でムラ駆け傾向のある母父ダンスインザダーク。

忘れた頃に大波乱が起きる淀の長距離戦。紛れが起きた時の主人公はいつも逃げ馬。上記の特徴を持ったサングラス。ノーマークになればなるほど怖い存在だと言える。





初戦は札幌1800m。ゲートが上手くスタートダッシュは普通だが、二の脚が速い。人気も無かった為楽に先手をとる。

超スローペースで逃げ、正味2F、直線だけの競馬で全く危なげない勝利。仕上がり早い、いかにもスタチューオブリバティー産駒らしい勝利。負かした馬の中にはスプリングS優勝のロサギガンティア(父フジキセキ)もいた。



その後は逃げて惨敗、控えて負ける競馬が続き、2勝目を挙げたのがフローラルウォーク賞(中京1600m)。相変わらず上手いスタートからハナに行きかけるが、マイルではスピード不足なのか他馬にハナを奪われ3番手からの競馬。鞍上の後藤が手綱を抑えず、むしろ若干急かして3番手をキープしていたので1600mはやはり短い。

それでも3番手~4番手をキープしつつ直線へ。直線に入るとさっさと仕掛けあっという間に先頭へ。そこからいつものしぶとい脚を繰り出し勝利。

負かした馬の中には弥彦特別(新潟1800m)を楽勝した素質馬サトノフェラーリ(父ディープインパクト)がいた。ロサギガンティアやサトノフェラーリと藤沢厩舎の素質馬を先行して潰す藤沢厩舎キラー、サングラス。




次走は毎日杯(阪神1800m)。スタートを決めるが流石にG3、他馬も速く控える。マイルだと距離が足りなく忙しい分、抑えなくても流れに乗れるが、今回は1800mで鞍上が抑えると馬が嫌々。口を割って反抗する。それでも上手く壁を作り抑えて流れに乗り直線へ。

ジリジリと伸びてはいるが瞬発力で劣る本馬は上位からどんどん離されていく。外回りコースで瞬発力を問われると勝負にならない。やはり逃げるか早めに仕掛けて他馬を潰す様な競馬が合うようだ。



その後2戦して休養に入り、休み明けのHTV賞(札幌1800m)を逃げきり勝ち。スタートが上手く二の脚が速い。1800m以上あればハナは譲らない。スローペースに落とし同着となったが勝利。

叩き2戦目はセントライト記念(新潟2200m)。春のクラシックで好走してきたトゥザワールド(父キングカメハメハ)やイスラボニータ(父フジキセキ)など強敵揃いの一戦。

スタートを決めて逃げたが3番手にトゥザワールド、5番手にイスラボニータと前掛かりな展開。やはり新潟2200mでは皆仕掛けが早く直線入り口でトゥザワールドに並ばれ交わされると後退の一途。14着と惨敗。




典型的な逃げ馬タイプのサングラス。前走は展開が向かなかった。前走の惨敗から菊花賞では全く人気がないだろう。すでに逃亡宣言をしており、楽にハナをきれるメンバーな事もあり実際逃げれるだろう。

高速馬場でなかなか内が止まらない京都コース。高速馬場自体はストームバード系は得意でありこなせる。母のスタミナ豊富な血が活きれば3000mを克服することは可能だ。とにかく型にハマるかハマらないか。

能力では全く太刀打ち出来ないが(おい)、一番人気が予想されるワンアンドオンリーはある程度自在性を持ってるが基本後方脚質。ダービーで先行した時は鞍上が驚いた程。後方に注意が集まる。

トゥザワールドが確実に前で勝負してくるので、ある程度馬群を離した逃げが理想だろう。ゴールドアクター(父スクリーンヒーロー)辺りと2頭で飛ばせば面白い。トゥザワールドが馬群に蓋をして2009年エリザベス女王杯(京都2200m)か2012年天皇賞春(京都3200m)の様な展開。理想はゴールドアクターとのワンツー。もしくはトゥザワールドの2着かマイネルフロスト(父ブラックタイド)の3着。

流石に単勝とまではいかないだろうが、逃げに逃げて何かに捕まって2着、3着辺りなら現実味がある。それでも充分な配当が出るので三連系の馬券を買う方はヒモにでもいかがでしょう。