そしてダービー当日、人気は二番人気。

青葉賞でのパフォーマンスなら二番人気も頷ける。

私も中山の内をスルスル抜けてきたヴィクトワールピサよりは、

ダービーではペルーサが上だと信じて疑わなかったし、

同厩だったシンボリクリスエスに重ねた人も少なくないだろう。

あの馬も青葉賞圧勝、ダービー二番人気だった。


んで、


いきなりだが、ペルーサの母の名前はアルゼンチンスター。

ペルーサとはアルゼンチンの英雄、ディエゴマラドーナの愛称らしい。

現役の時も凄かったが、アフリカWCの監督マラドーナのパフォーマンスもド派手。


馬のペルーサもマラドーナの血を継いでたのか、(んな訳ない)

勝ってめだてばいいのに、

ここ一番でのいきなりの出遅れ。むしろここ一番だから出遅れたのか。


そんな事はどうでもいい。

馬券を買ってた私は、「お、終わった…」


呆然としつつも超スローで流れたダービーを見続け、

内から抜け出して来たエイシンフラッシュなど見ず、
出遅れ大外を回ってくるペルーサを見ながら、

「あぁ、出遅れてもここまで来るんだ、強いんだね。でももう買わね。」

と心に強く決めた、34歳の春。



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