●本日、全国大会福岡県予選2回戦が行われました。八幡高校ラグビー部は部員不足のため、合同Bとして中間高校・小倉工業高校として出場。シード校の福岡西陵高校と対戦しました。

キックオフ直後から両チームともに一進一退の攻防が続き、アタックの福岡西陵、ディフェンスの合同Bによる激しい主導権の奪い合いとなりました。先に動いたのは福岡西陵。相手陣ゴール前のラインアウトを起点に、大型FWの連続攻撃で先制トライを奪われ、0-5と合同Bがリードを許す展開となります。対する合同Bもすぐさま反撃。相手のセットプレーでのミスから速攻に転じ、合同Bの主将・久保くん(八幡)が左サイドを切り裂いてトライ。5-5の同点に持ち込みます。勢いに乗る合同Bは、相手BKのキックを出足鋭くチャージ。トライゾーンに転がったボールを深川くん(小倉工業1年)が押さえて逆転に成功し、10-5とリードを広げました。しかし福岡西陵も粘りを見せ、前半終了間際に反撃。相手陣での反則から強力なFWが連続ラックで前進してトライ、コンバージョンゴールも決められ10-12に。2点ビハインドで前半を折り返します。
【後半】
その後も相手BKの放った有効なキックからゴール前ラインアウトモールを押し込まれ連続失点。さらに10-26と引き離されてしまいます。
最大16点差をつけられ厳しい状況に追い込まれた合同Bでしたが、ここから驚異的な粘りを見せます。諦めずに反撃を開始すると、ゴール前ラインアウトを選択し、ワンチームとなったモールでトライ。さらに再びゴール前ラインアウトから2つ目のトライを奪い、試合終盤には22-26と逆転圏内の4点差まで詰め寄りました。
最後まで怒涛の猛追を見せた合同Bでしたが、あと一歩及ばず22-26の接戦の末にノーサイド。福岡西陵高校が勝利を収めました。

まずは、今日の試合相手として戦ってくださった福岡西陵高校ラグビー部の皆様に心より感謝申し上げます。特に顧問の徳永先生には、八幡高校にわざわざ足を運んでいただき、セブンズ大会に向けたセッションを行っていただいた『楕縁』があります。世界を知る徳永先生の知見を惜しみなく授けていただいたその薫陶があったからこそ、久保組唯一の単独チームとして参加した『福岡県高校7人制ラグビー第2部』での優勝を勝ち取ることができました。 そして『ラグビーの神様』は、まるで双方のチームに微笑むかのように、この全国大会予選で再び巡り合わせてくれました。限られた人数と戦力で大きな存在に立ち向かう徳永先生・福岡西陵高校のラグビーを、私たちは深くリスペクトしています。お互いの創意工夫と3年生のプライドがぶつかり合った最高のゲーム、そして晴れやかなノーサイド。相手がいてこそ高め合える高校ラグビーの『誠』を体感させていただいたことに、心より感謝いたします。今後のご健闘を祈念しております。
そして、合同Bとしてともに戦ってくれた小倉工業高校、中間高校の3年生へ。意志ある強固な力が、下級生の多い合同Bを大きく成長させてくれました。単独では成し得なかったことを、みんなと力を合わせて達成できたことに、YRFC顧問として深く感謝します。
また、これまで合同Bの活動を支えていただきました各校の先生方、保護者会の皆様、OB会の皆様。彼らの高校ラグビー最後の大会に懸ける思いに共鳴し、多大なご支援とご協力をいただき本当にありがとうございました。

最後に、八幡高校3年生の久保くん、山口さん。選手1名、マネージャー1名でありながら、伝統ある八幡高校ラグビー部をしっかりと繋いでくれました。上級生からはかわいがられ、下級生からは親しみと尊敬を集めるふたり。部活動とラグビーを大切にする心、楽しむ姿勢、和を重んじる人柄――どれをとっても素晴らしい時間でした。これまでの時間をともに過ごしてくれてありがとう。これからはそれぞれの進路実現に向けて、胸を張って歩んでいってください。
合同B・久保組は、今日でノーサイド。
そして本日のノーサイドの笛は、次のキックオフの笛。
創部81年目を迎える来季、1・2年生は男子13名、女子1名、マネージャー3名となります。単独チーム復帰への足がかりを作ってくれた久保くん・山口さんのためにも、また再興への道のりを進んでいこうと思っています。
今後とも八幡高校ラグビー部、ならびに北九州地区各校への変わらぬご支援・応援をよろしくお願いいたします。

