琴曲は、
同じ曲なのに別の名前がついていたり
題名が同じなのに別の曲だったりする
ことがあります
どうしてそうなのか。
「龍朔操」という曲を題材に
1987年に書かれた
「古琴曲『龍朔操』研究」という
文章をネットで見つけました
筆者は中国の琴士・成公亮
「龍朔操」は王昭君を題材にした
琴曲で、「昭君引」「昭君怨」など
様々な名前を持っています
要約することも考えたのですが
細部がとてもおもしろく、
私自身、初めて知る情報が詰まって
いたので、つたないながら
全体を訳してみることにました
成公亮先生は2015年に亡くなられています
娘さんの成紅雨という方が
やはり琴人になられているというので
つてをたどって連絡先を調べ
転載の許可をお願いしてみました
お返事を頂戴しまして
「『龍朔操』は私も大好きな琴曲です。
私がまだ小さかったころ、
父はいつもこの曲を弾いては、
説明を聞かせてくれました……
父が知ったなら、とても喜ぶと
思います」とのことです
無事許可をいただいて
ほっとするとともに
成公亮の、曲への
思いが伝わってきて
胸熱になりました
