汪鐸先生のCDを聞きながらの
「長清」の打譜
半分まで来て煮詰まってしまいまして
汪鐸先生の「絲桐講習」を
購入してしまいました
「絲桐講習」は2006年に出版された
汪鐸先生による古琴のいわば教則本。
「平砂落雁」「良宵引」などの曲が
数字譜とともに横書きの譜面で
のっています。
2015年に西冷印社出版から
増訂版が出て、これには
「長清」の琴譜が含まれているのです
5冊セットでいいお値段でした……(涙)
中身を見ないままのお取り寄せ。
届いて分かったのが
琴譜はすべて縦書きの減字譜のみ。
「長清」はもとの西麓堂琴統のものと
ほとんど変わりません。
しいて言えば、間をとる箇所を示す
「。(句点)」が多く打たれているぐらいか。
でも、間をあけている箇所は
CDを聞いていも分かります
これはやってしまったなあと
がっかりして数日放置し
昨晩、気を取り直して
琴譜に向かったところ……
あれれれれ、弾ける
句点が、CDで気づかなかったところ
にも打たれており、
「そうか、ここも間をとるのか」と
発見しながら譜面をたどっていくだけで
ゴゴゴゴゴゴ……と
音をたてて突然建物がたって
いくかのごとく、
自分の弾琴が汪鐸先生の
「長清」になっていきました
横書きの音符でリズムを示さなくても
琴の音楽は立派になりたっていくのだなあ。
再認識しました
ちなみに
Youtubeで人気の自得琴社の
「長清」の演奏時間は6分半。
汪鐸先生の「長清」は11分。
ゆっくり弾くというのではなくて
どこで間をとるかが
いかに大事かということなんだと思います
衝動買い、失敗に終わらなくて
本当に良かった……

