「人生は一度きり。」 | 毎日をちょっぴり生きやすくするあべもん(安部源生)のブログ

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作業療法士という生活を支える仕事をしています。講演会を全国10ヵ所以上でやっています。内容はセラピスト向けぁと筋膜、東洋医学、心理学。一般向けだとストレスケア、コミュニケーション など


皆さん、こんばんは!

OOOなセラピスト、
(Occupational therapy(作業療法)
×Oriental medicine(東洋医学)
×Oita(大分))

Oriental Physio Academy(OPA)
大分県支部長の
安部源生(あべもとき)です。

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人生は一度きりだ
と考えて、
人は努力します。

努力すること自体は
いいことです。

ただ、
問題がひとつあります。
失敗すると、
投げやりになってしまうことです

一度きりだから、

「ミスをしたらもう終わり」
「どうせやり直せない」

最悪の場合、
自殺してしまう人もいます。


じゃあ、
人生は繰り返す
と考えた方が楽なのでしょうか?

仏教でいうと、
「輪廻天生」、
人生は一度きりではない
という考え方です。

「肉体は滅びても
魂は滅びないため、
生まれ変わりが有り得る」
と考えます。

しかし、
生まれ変わったあと、
絶望した人生より
さらに絶望するかもしれません。
しかも
次もまた人間界に生まれてくる保証はありません。
行いが悪いと、
地獄に落ちるかもしれません。

そういうプレッシャーの中で
生きていかなければならない。
輪廻天生にはそういう意味もあるのです。

それは
「生まれ変わるということは
苦しみだ。」
とも考えられます。
「悟りを得て、
その苦しみから逃れよう」
という考え方に発展していきます。


僕は
生というものに挫折はつきものなので、
人生に過剰な意味を
与えることはない。
と考えます。

ドイツの哲学者ハイデガーは
死への「先駆的決意性」
ということを説きました。
人間の死を避けることは出来ないので、
先回りして、
その可能性に立ち向かう
という考え方です。

そうすることで
初めて人は懸命に生きることができる
というのです。


死は仮想のゴールでしかありません。
一度だけだから
失敗したら終わりと思い詰める必要はありません。

ダメだった時は生まれ変わった気持ちでやり直す。
そして、また死を仮想のゴールに据えて努力する。

過去と他人は変えることが出来ません。
しかし、
未来と自分は変えることが出来ます。

人は死の直前まで
行き方をいくらでも選び、
生まれ変わることが出来ます。

僕は
「人生は一度きり」
だとしても
絶望せず、
ゆるーく生きたいですね。


最後までお読み頂きありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします!
お体に気を付けてお過ごしください!