【上虚下実】という言葉をご存知ですか?
【上虚下実】とは、上半身の余分な力みが抜けて、丹田に象徴される下半身に力が充実している状態。
すると人間が本来持っている力を発揮できるようになるそう。
もっと身近な四字熟語でいうと【頭寒足熱】でしょうか。

前回投稿でもお話したように、スマホやパソコンなどの電子機器の普及により、目や頭を使うことが多い現代。
よく使う部分に氣(エネルギー)が流れやすいため、現代に生きる私たちは、氣が上がりやすい状態となっています。
その結果、地に足がついていない状態となり、心が不安定となり、不安から執着心が生まれてしまう。
子どもが癇癪を起こしたりしたときも頭がカーッと熱くなりますよね...そんなときは氣を下げるために背中を上から下へ撫で下ろすといいそう。

また下半身や足先が冷えているのに頭はのぼせたように熱くなる、すなわち【冷えのぼせ】の状態。これもまた気が上がっている状態です。

下半身や足先は冷えていませんか?
肩や首、頭皮は凝っていませんか?
不安を感じていることがありますか?

下半身が冷えていると、子宮も冷えてしまいます。
もしかしたら骨盤底筋群の機能も落ちているかも...。

女性が不調なく健康でいるためには、全身が【上虚下実】の状態であることが望ましいですね。