産後の抜け毛は、が足りない

ことが影響していると書きました。
 
『血不足』とひと言で言っても、
漢方では3タイプに分かれるようです
 
 
【①気虚
胃腸が弱っていて必要な栄養を十分に吸収できず、
血液の材料そのものが体に入ってこず
血がつくれない状態
 
【②血虚
血液の材料となる栄養の摂取量が足りず、
血そのものの量が足りない状態
 
【③瘀血
全身の血のめぐりが悪くなっている状態
 
 
私は『血不足』と聞くと、
②の血虚タイプがすぐさま頭に浮かびましたが、
それ以前に胃腸が弱っていると、
血すら作れていないなんて…
 
この3つは、
それぞれが別物ではなく、
①→②→③の順番で起こるそうです。
 
つまり、
血をつくることができないために
血が足りなくなり、
足りなくなるために
血が流れなくなる
ということです。
 
だから、
治すのも①→②→③の順番だそうです。
 
では、
具体的にはどうすればいいのか。
 
◎まず、胃腸力を高めるために食事法を見直す
胃腸の働きを抑える条件は、
『生もの、冷たいもの、甘いもの』
 
胃腸が弱い人は、
常温にしたり、
火を通したり、
食べ方や食べる時間帯を工夫したり、
する必要があるようです。
 
胃腸が弱い人が一度にたくさんのものを食べてしまうと
消化不良になってしまうので、
食事の回数を3回と決めずさらに小分けにしてもよいのかもしれません。
 
ただし続けざまに食べると
胃が空っぽになる時間がなく胃のお掃除ができないので、
適度な食事間隔は必要です。
 
そして胃腸を補う食材は、
発酵食品やネバネバしたものなど。
 
なので私は最近、
毎日の食事にお味噌汁を追加することにしました。
 
 
お味噌汁なら、
発酵食品である味噌が胃腸の働きを高めてくれます。
 
食事の最初にあたたかいお味噌汁を飲んで、
腸を活性化させることを意識しています。
 
 
◎次に、血を作るために血の材料となる食料をしっかり摂る。
 
血液の原料となるのは、
たんぱく質や鉄分、ビタミンC。
 
結論から言うと、
鶏肉がいいそうです。
 
鶏肉はとても万能な食料です。
産後や婦人科系疾患にもいいらしいです。
 
ほうれん草や小松菜なども鉄分のイメージがありますが…
これらの植物性食品に含まれる鉄分(非ヘム鉄)は、
鶏肉などの動物性食品に含まれる鉄分(ヘム鉄)より、
吸収率が悪いです。
 
しかもお野菜は、
火を通すと栄養分が失われやすかったりします。
 
ハウス栽培が盛んになっている現在、
昔に比べると栄養価が低いよう。
 
お野菜からしっかり栄養を摂ろうとすると、
栄養価の高い、旬のお野菜を摂るべきだそうです。
 
また女性ホルモンを意識するとすれば、
大豆イソフラボンも摂取したほうがいいです。
 
豆腐や豆乳などのイソフラボンは
吸収されにくいようなので、
やっぱりお味噌がいいみたいです
 
そして水分摂取もとても大事。
水分摂取量は体重×30mlが必要です。
これ、最低量です。
授乳してるとなると、もっともっと必要。
私はもともと水を飲む習慣がなく、
水分摂取少ないので要注意です。
 
血が作られ、血が足りてくると、
自然に血流もよくなるみたいです。
 
◎さらに血流をよくするために
(女性は静脈の血流をよくすることがポイント)
 
✦入浴
半身浴でもいいので湯船に入り、
水圧により血液循環を良くする。
 
✦睡眠
23時までに寝る。
(日の変わり目に時間帯に血が作られる)
(眠れなくても横になっているだけで血液循環は良くなる)
 
✦運動
第2の心臓といわれるふくらはぎを鍛える。
産後に【運動】と聞くと億劫になりやすいですが、
これなら赤ちゃん抱っこしててもできます。
 
散歩もよいです。
妊娠中は身体の重心が後方になるので、
ふくらはぎを使わない歩き方になっていて、
よりふくらはぎの筋肉が落ちます…
私も妊娠前よりだいぶふくらはぎが細くなりました…
 
 
✦深呼吸
深い呼吸をすると、全身に血が巡ります。
私は最近夜の瞑想をはじめました。
1日の終わりに深呼吸すると、
なんだか気持ちいいのです。
育児に息詰まることがあっても、
なんかそのときだけは忘れれるような…
そんな気がします。
 
 
 
 
長々と書きましたが、
みなさんも少しずつできることから
はじめてみてはいかがでしょうか
 
強制にはせず、
やってみようかなくらいの
軽い気持ちが大事だと思います。
 
産後の抜け毛となると
どうしても毛髪や頭皮に直接アプローチしたいところですが...これを機に血流改善をしませんか?
 
 
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