ぷろれす国伝奇 -32ページ目

映画「少林寺武者房」(84香港)

少林寺とそこから分かれた武當派の二つの流派。ある街でもこの二つの流派が対立。といっても師匠間の話で師範代の若い二人リュー・チャーフィー演じるユンキとファンウーは親友関係。ユンキの妹もファンウーには気がある。

そこへ赴任してきた清の長官は両派の武術を身に付けようと策略を巡らす。武當派のラウ師範は秘伝書を渡すのを拒み、自ら師範代の剣に身を貫く。狂女だらけの牢に投獄されたファンウーを牢屋番になって救うユンキ。牢内にはそれを手助けする謎の女が。牢を逃れた一行だが、逃避行の途中、ユンキの妹が落命。それを武當派の仕業と誤解したユンキは少林寺へ。入門を志願し、ツルツル滑る床の上で吊された袋にヘッドバット連発やら自身の出世作・少林寺三十六房を思わせる修行風景を展開。

そして例の長官は両派の武術を手中にすべく、皇帝の命での両派の試合を企てる。両派の代表として選ばれたのはユンキとファンウーの二人だった。そして、二人の対決から誤解が解けて長官の陰謀が明らかになるのはわかるが、さらに主演二人が驚愕のエビぞりを披露するまさかの和解ラスト。観ているこっちもエビぞりだよ。牢屋内の謎の女に牢越しに拳法伝授やら三十六房セルフリメイクなパートやらなんだかんだで楽しく観ちゃう。

リュー・チャーフィー初監督作。



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映画「少林寺炎上」(76)

清の時代、雍正帝は学友の女剣士(ジュディ・リー)の一族を弾圧、彼女と手を組む可能性の有る少林寺にも大砲部隊を差し向けた。さしもの少林寺も砲撃の前には炎上。少林寺から逃げるには十八銅人の試練をクリアするか、大師しか持ち上げられない岩で塞がれた秘密のトンネルの二つしか手段は無い。そんな試練なんかやってる場合じゃないだろ、とつっこんでいるうちに大師、秘拳と少林寺再興の道筋を記した第十八経典を修行僧の一人、小龍(カーター・ワン)に託して力尽きて岩の下敷きで落命。生き残った僧達は雍正帝への復讐を誓う。

ちなみに雍正帝、なんとかつて身分を偽り、少林寺で修行。しかも剣を通さぬ鎧をまとっている上に影武者も複数と厄介な敵。それに比して少林寺側、少林寺逃亡のくだりにしろ、腕が劣るのに単身帰ってきたからと小龍を裏切り者と疑って逆さ吊りの折檻をしたり、いささか心許ない限り。

まあ、最後は生き残りの一団がなんとか暴君襲撃、小龍も秘拳を披露!されど雍正帝を倒したのは、えーっ!さらに導入部で出ていた女剣士が文字通り飛来して、ごっつぁん首級をあげていくのであった。

ちと脱力な出来のジョゼフ・クオ監督作。



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映画「スネーキーモンキー蛇拳」(77香港)

干支にちなんで今年の映画初めは本作に。子供の頃に観て以来。長年のライバルである蛇形拳と鷹爪拳。鷹爪拳の一派は蛇形拳殲滅を謀る。一見、老いた乞食の蛇形拳名人は逃走中にある道場で下働きとしてこき使われる孤児の青年、若きジャッキーと知り合い、自分を庇った青年に蛇形拳を伝授。そして、二人の前にも鷹爪拳の刺客が姿を現す。

話はオーソドックスというかオールドスタイルなんだけど、一本だけ張った縄を寝床にする老名人といったキャラやら、杭の上に並べた卵を掬い取るなどジャッキーの様々な修行シーンが何より楽しい。師弟関係も心あたたまる。鷹爪拳との最終戦、ある動物をヒントに編み出す工夫もそれじゃ、蛇よりそっちの方が強いじゃん!と思いつつ、楽しく納得。何より若きジャッキーが懐かしい。これだけ長く日本でも愛されてるきっかけのコミカルカンフー作品群の代表的一作。若い世代にも観てほしいなぁ。



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